文字サイズ変更

愛を込めて。

#1


『No.4ヒーロー、エンクが先日未明から行方不明であることを交友の深かったホークスが発表。他のヒーローとも連絡が取れない状況になっているそうで、ヒーローは普段の活動と並行してエンクの捜査を行うと追加発表しています』
朝のニュース。
テレビから流れるアナウンサーの抑揚のない平坦な声。
ほかほかの炊き立て白米を器によそい、少し焦げた卵焼きを一切れ上に乗せる。
白い湯気を出す暖かな朝食。
「いただきます」
手を合わせ、ゆっくりと白米を口に運ぶ。
テレビからまだ流れる声。
『エンクに関しての情報が入った場合は表示してあります、メールフォームに~』
鳴りやまぬDMの通知。
「…うるさいね…」
乾いた音が響いた。
それはスマホが粉々に砕けた音。
「まっ、外出ますか…」

このボタンは廃止予定です

2024/10/09 00:58

伊折 ID:≫ppBd7rNLoAd1k
続きを執筆
小説を編集
/ 4

コメント
[2]

小説通報フォーム

お名前
(任意)
Mailアドレス
(任意)

※入力した場合は確認メールが自動返信されます
違反の種類 ※必須 ※ご自分の小説の削除依頼はできません。
違反内容、削除を依頼したい理由など※必須

盗作されたと思われる作品のタイトル

※できるだけ具体的に記入してください。
特に盗作投稿については、どういった部分が元作品と類似しているかを具体的にお伝え下さい。

《記入例》
・3ページ目の『~~』という箇所に、禁止されているグロ描写が含まれていました
・「〇〇」という作品の盗作と思われます。登場人物の名前を変えているだけで●●というストーリーや××という設定が同じ
…等

備考欄
※伝言などありましたらこちらへ記入
メールフォーム規約」に同意して送信しますか?※必須
小説のタイトル
小説のURL