屋上の君との物語。
[大文字][大文字]ボガッ![/大文字][/大文字]
悠斗「ほんっと、こいつ馬鹿だな!(笑)」
茉鈴「そーね、ほんと惨めだな!そうだ、この姿写真撮っちゃお!
碧「や、やめて…。」
はあ、いつまでこんないじめが続くんだろ…。
あ、紹介し忘れました。僕は、[漢字]水瀬 碧[/漢字][ふりがな]みなせ あおい[/ふりがな]、高2だ。
僕はいじめられている。
毎日殴ったり、ノートに落書きをしたり。いろいろされる。
僕はそのせいで、重いうつ病になってしまった。
今日も、朝起きられなくて、学校についたのが8時ぐらいだった。反対に、夜はなかなか寝付けない。
毎日がつらい。
新しい日常が来るのがつらい。
[大文字][大文字][明朝体]もう、死んじゃおうかな。[/明朝体][/大文字][/大文字]
~夕方~
僕は学校の屋上にいる。
ちなみに、僕には親がいない。一人暮らしだ。
まあ、そんなことどうでもいい。
屋上に着いて、ドアを開けると、夕日と星空が広がっていた。
[大文字][太字]「わあ…、きれい。」[/太字][/大文字]
夜の星空。あまり見たことないな。
心から綺麗って思ったの、何年ぶりだろ。
フェンスの超えた先にある月がぼんやりと光っていてきれいだ。
「よいしょ」
フェンスを乗り越える。下を見ると、意外と怖くなかった。
[小文字]ヒュゥゥゥーーーー[/小文字]
風が吹いてきた。昼は暑かったのに、ちょっと涼しい。
さあ、飛び降りよう。と体を傾けようとした瞬間、
[大文字][大文字]「そんなとこで、ボーっとしとって、どないしたん?」[/大文字][/大文字]
という声がした。
碧「え、誰?」
フェンス越しには、青いカーディガンを着た、黒髪のロングヘアーの女子がいた。
星空「私は[漢字]月宮 星空[/漢字][ふりがな]つきみやあかり[/ふりがな]やで!君は?」
碧「僕は水瀬 碧。高2。」
星空「高2か。ウチも高2やで!」
月宮 星空か。名前が、今ここにいる星空の景色にぴったりだ。
星空は、黒髪を風になびかせて、
星空[大文字][大文字]「君、今死のうって思ってたでしょ。毎夜、ここに来てみなよ!」[/大文字][/大文字]
と言った。
え、今何て言ったの? って言おうとしたけど、もう[漢字]彼女[/漢字][ふりがな]星空[/ふりがな]はいなかった。たぶん帰ったんだろう。
何でだろう。なぜか死にたくなくなった。
とりあえず、僕は家路についた。
悠斗「ほんっと、こいつ馬鹿だな!(笑)」
茉鈴「そーね、ほんと惨めだな!そうだ、この姿写真撮っちゃお!
碧「や、やめて…。」
はあ、いつまでこんないじめが続くんだろ…。
あ、紹介し忘れました。僕は、[漢字]水瀬 碧[/漢字][ふりがな]みなせ あおい[/ふりがな]、高2だ。
僕はいじめられている。
毎日殴ったり、ノートに落書きをしたり。いろいろされる。
僕はそのせいで、重いうつ病になってしまった。
今日も、朝起きられなくて、学校についたのが8時ぐらいだった。反対に、夜はなかなか寝付けない。
毎日がつらい。
新しい日常が来るのがつらい。
[大文字][大文字][明朝体]もう、死んじゃおうかな。[/明朝体][/大文字][/大文字]
~夕方~
僕は学校の屋上にいる。
ちなみに、僕には親がいない。一人暮らしだ。
まあ、そんなことどうでもいい。
屋上に着いて、ドアを開けると、夕日と星空が広がっていた。
[大文字][太字]「わあ…、きれい。」[/太字][/大文字]
夜の星空。あまり見たことないな。
心から綺麗って思ったの、何年ぶりだろ。
フェンスの超えた先にある月がぼんやりと光っていてきれいだ。
「よいしょ」
フェンスを乗り越える。下を見ると、意外と怖くなかった。
[小文字]ヒュゥゥゥーーーー[/小文字]
風が吹いてきた。昼は暑かったのに、ちょっと涼しい。
さあ、飛び降りよう。と体を傾けようとした瞬間、
[大文字][大文字]「そんなとこで、ボーっとしとって、どないしたん?」[/大文字][/大文字]
という声がした。
碧「え、誰?」
フェンス越しには、青いカーディガンを着た、黒髪のロングヘアーの女子がいた。
星空「私は[漢字]月宮 星空[/漢字][ふりがな]つきみやあかり[/ふりがな]やで!君は?」
碧「僕は水瀬 碧。高2。」
星空「高2か。ウチも高2やで!」
月宮 星空か。名前が、今ここにいる星空の景色にぴったりだ。
星空は、黒髪を風になびかせて、
星空[大文字][大文字]「君、今死のうって思ってたでしょ。毎夜、ここに来てみなよ!」[/大文字][/大文字]
と言った。
え、今何て言ったの? って言おうとしたけど、もう[漢字]彼女[/漢字][ふりがな]星空[/ふりがな]はいなかった。たぶん帰ったんだろう。
何でだろう。なぜか死にたくなくなった。
とりあえず、僕は家路についた。
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