〜始業式前の職員室〜

1年の担当先生、ラック・スワンプは職員室にいた。

新たな魔法の年が始まりつつあることを、しみじみと実感していた。

「ふむふむ、、面白い魔法使いさんたちが集まってきてくれたのぅー」

「魔法学園の新しい時代がやってくるぞい⤴︎」

「魔法使いさんたちの名簿、そろそろつくるか」


　　　　
フブキ・シラカミ 女　15才 遊ぶ　時

フォレスト・ソイル 男　13 水　風　地

アモ・ユタリ 　　 不明　14 火　地　時

レイ・ヒョウガ 　 男　　15 火以外

「ふぅ〜出来た———————-」

「ふむふむ、、、レイくんすごいなぁ、、、火以外全部使えるのか＿＿＿最近の子供は魔法に富んでいてすごいこと、すごいこと、、、」

ラック・スワンプは自慢の髭を撫でる。

「ああっ！　フブキさん、、遊びも得意な技に・・！　
ま、遊びも大事ですよね〜。」

ふぉふぉふぉと静かにラックスワンプは笑う。

「フォレストくんは、、、フォレストとは森とかいう意味だが、
ふーむ　森かぁ〜。　ふむふむ・・・どんな子であろうか？　」


「アモさんは、、火と地と時か＿＿素晴らしい、、さまざまな範囲で対応できる優秀生かのう、、？」



ラック・スワンプは新学期に向けて思いを馳せたのであった。