【参加型】うそをついたあなたに
あたしは千光 気塊。
ごく普通の一般女性。ただ一つ言うなら、母親譲りの超美人。
良いでしょ?
でも、病んじゃったみたい、自覚あるだけマシかな。
でも、ここ最近見つけたの、運命の店。
【ひとあやめや】って言うね。
じゃあ早速ドアを引いて見ましょうか。
ギィ………
鈍い音が響く。
「御来店ありがとうございます。店主のはられと申し上げてます。」
「あ、はい、千光気塊って言います。」
「あぁ、どうも、適当に座って下さい。」
お洒落なソファに腰掛けると腰ほどの金髪を垂らした。
「さて、千光さんのお悩みとは、なんでしょう。」
柔らかな物腰で語りかけるはられさん。
すっと深呼吸してから声に出す。
「母親です。」
「興味深い、母親さんがどうかいたしましたか?」
「名前も、見た目も憶えて無いんです。でも、憎らしい。」
こんなこと、横暴だって思った。
「記憶の揺らぎを煩っているのでしょう。」
「!?」
「確かに貴方から気を感じます。いいでしょう。」
ごく普通の一般女性。ただ一つ言うなら、母親譲りの超美人。
良いでしょ?
でも、病んじゃったみたい、自覚あるだけマシかな。
でも、ここ最近見つけたの、運命の店。
【ひとあやめや】って言うね。
じゃあ早速ドアを引いて見ましょうか。
ギィ………
鈍い音が響く。
「御来店ありがとうございます。店主のはられと申し上げてます。」
「あ、はい、千光気塊って言います。」
「あぁ、どうも、適当に座って下さい。」
お洒落なソファに腰掛けると腰ほどの金髪を垂らした。
「さて、千光さんのお悩みとは、なんでしょう。」
柔らかな物腰で語りかけるはられさん。
すっと深呼吸してから声に出す。
「母親です。」
「興味深い、母親さんがどうかいたしましたか?」
「名前も、見た目も憶えて無いんです。でも、憎らしい。」
こんなこと、横暴だって思った。
「記憶の揺らぎを煩っているのでしょう。」
「!?」
「確かに貴方から気を感じます。いいでしょう。」
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