めろんぱーかーに愛されてます。
side サムライ翔
今日も、いつもより少し早くに目が覚めた。
まだ6時になるかならないかの時間だ。昔なら、また二度寝していたと思う。でも、今は違う。
毎回決まって、朝はやくに起きてしまったら、必ずリビングへと向かう。
俺は部屋のドアを開け、リビングへつながる階段を降りた。
くんくん、と鼻を匂わせると、いい匂いがしてくる。
「おはよ、○○」
「あっ、翔さん、おはようございますっ。早いですね。」
「○○もな〜。なんか手伝うことある?」
大丈夫です、と笑顔をつくり、○○は再び料理へと戻った。
俺が早くに目が覚めたらすぐさまリビングへ行く理由
そう、それが○○と少しでも2人の時間を過ごすため。
「ななっ。料理終わったらこっちきてな?」
はいっ、と犬みたいに愛らしい返事を○○はした。
........かわいすぎるっ!!
「翔さんは、......す、好きな人とかいないんですか..?」
もう料理も終盤頃だ。手があいてきたので俺と話をしようとしてくれたのだろう。
なぜその質問なんだ、と思うところもあるけれど、これは答えざるをえない。
「.......えー、いるで?」
「えっ、いるんですか!?初めて知りました...」
......どうして、気づかないのだろうか。○○と一緒に暮らし始めてもう約6ヶ月。さすがに気づいてもいいと思うけど....。
「そんな鈍感なとこも好きやでー♡」 ぎゅっ
○○が顔を真っ赤にそめた瞬間。
「うあっ。ねぇ、翔くん?○○は僕のなんだけど。」
なろっちが割り込みしてきた。
いや...正確には、なろっちの○○アンテナがこんなときに発動してしまって、それに左右され起きてきたのだろう。
「いやいや。俺のもんやから」
そんななろっちをおいていくようにして、俺は淡々と口を動かす。
「......翔くん、諦めてくれる?○○は僕と一緒になる予定なの」
一緒ってなんだよ。色々思ったけど、これは反抗するのがいちばんだ、......多分。
「そんな勘違い誰がしていいって言った?」
あっちがそういうならこっちも。その精神を忘れない事が大切。
どこかで学んだ綺麗事だ。
俺となろっちはよく心友組、と言われるけど、今となっては敵だ。油断はできない。
「お二人さん、○○を困らせてどうするつもりなのかな〜?」
そんなこと言いながらリビングへと入ってきたのは、かもめんだった。
うわあどんどん来るなあ.....
全員にアンテナが張ってあるのだろうか。
「........いや、かもめん。僕の○○に勝手に触れないで」
なろっちが言って、俺は気づく。
かもめんが、○○に抱きついていた。
「かもめさん、抜け駆けはいけないな〜。僕のだよ♡」
と言いながらさらに割り込んできたのはそらくんだった。
どんどん増える。やばい。
俺の本能がそう訴える。
「そ、そらくんっ....。かもめさんも....」
○○のいかにも困っている声が聞こえた。
「...........離してあげれば...?」
若干塩対応感のある声をあげたのはかいとだった。
やばい全員揃った終わった
「そうだよ!.....ほら、ご飯ももう準備できてるじゃん!」
駄々をこねる子供のように言ったのはなろっちだ。.....相変わらずの演技力だなぁw
それを合図とし、ここに居た全員が食卓に並んだ。
そうこうあって数分後。ようやく2人が○○から離れ、もぐもぐと口を動かす。
「おいしい、大好きやで」
赤く染まる○○をかわいい、と思うことは毎日のこと。
それとは別に、かわいい、と思える相手がいることに幸せを感じられるのも、毎日のこと...
今日も、いつもより少し早くに目が覚めた。
まだ6時になるかならないかの時間だ。昔なら、また二度寝していたと思う。でも、今は違う。
毎回決まって、朝はやくに起きてしまったら、必ずリビングへと向かう。
俺は部屋のドアを開け、リビングへつながる階段を降りた。
くんくん、と鼻を匂わせると、いい匂いがしてくる。
「おはよ、○○」
「あっ、翔さん、おはようございますっ。早いですね。」
「○○もな〜。なんか手伝うことある?」
大丈夫です、と笑顔をつくり、○○は再び料理へと戻った。
俺が早くに目が覚めたらすぐさまリビングへ行く理由
そう、それが○○と少しでも2人の時間を過ごすため。
「ななっ。料理終わったらこっちきてな?」
はいっ、と犬みたいに愛らしい返事を○○はした。
........かわいすぎるっ!!
「翔さんは、......す、好きな人とかいないんですか..?」
もう料理も終盤頃だ。手があいてきたので俺と話をしようとしてくれたのだろう。
なぜその質問なんだ、と思うところもあるけれど、これは答えざるをえない。
「.......えー、いるで?」
「えっ、いるんですか!?初めて知りました...」
......どうして、気づかないのだろうか。○○と一緒に暮らし始めてもう約6ヶ月。さすがに気づいてもいいと思うけど....。
「そんな鈍感なとこも好きやでー♡」 ぎゅっ
○○が顔を真っ赤にそめた瞬間。
「うあっ。ねぇ、翔くん?○○は僕のなんだけど。」
なろっちが割り込みしてきた。
いや...正確には、なろっちの○○アンテナがこんなときに発動してしまって、それに左右され起きてきたのだろう。
「いやいや。俺のもんやから」
そんななろっちをおいていくようにして、俺は淡々と口を動かす。
「......翔くん、諦めてくれる?○○は僕と一緒になる予定なの」
一緒ってなんだよ。色々思ったけど、これは反抗するのがいちばんだ、......多分。
「そんな勘違い誰がしていいって言った?」
あっちがそういうならこっちも。その精神を忘れない事が大切。
どこかで学んだ綺麗事だ。
俺となろっちはよく心友組、と言われるけど、今となっては敵だ。油断はできない。
「お二人さん、○○を困らせてどうするつもりなのかな〜?」
そんなこと言いながらリビングへと入ってきたのは、かもめんだった。
うわあどんどん来るなあ.....
全員にアンテナが張ってあるのだろうか。
「........いや、かもめん。僕の○○に勝手に触れないで」
なろっちが言って、俺は気づく。
かもめんが、○○に抱きついていた。
「かもめさん、抜け駆けはいけないな〜。僕のだよ♡」
と言いながらさらに割り込んできたのはそらくんだった。
どんどん増える。やばい。
俺の本能がそう訴える。
「そ、そらくんっ....。かもめさんも....」
○○のいかにも困っている声が聞こえた。
「...........離してあげれば...?」
若干塩対応感のある声をあげたのはかいとだった。
やばい全員揃った終わった
「そうだよ!.....ほら、ご飯ももう準備できてるじゃん!」
駄々をこねる子供のように言ったのはなろっちだ。.....相変わらずの演技力だなぁw
それを合図とし、ここに居た全員が食卓に並んだ。
そうこうあって数分後。ようやく2人が○○から離れ、もぐもぐと口を動かす。
「おいしい、大好きやで」
赤く染まる○○をかわいい、と思うことは毎日のこと。
それとは別に、かわいい、と思える相手がいることに幸せを感じられるのも、毎日のこと...
このボタンは廃止予定です