めろんぱーかーに愛されてます。
side そらねこ
「なろ屋さんとそらくんは、私と一緒にペンキ塗りを手伝ってくれませんか?」
そう微笑みかけられた。もちろん、と返事をする。
......まぁ、やることがペンキ塗りなのはちょっとあれだけど、少しでも○○と一緒にいられる。それが今嬉しくてたまらない。なろ屋さんがいるのはちょっと嫌だけど。
「......あ。作業中は髪の毛くくってたほうがいいですね。」
ぽつりと独り言を○○は呟いた。え、これなろ屋さん気づいてない?やった、今聞こえたの僕だけなんだ!......てか、○○が髪の毛くくってるとこ今まで見たことなかったから嬉しい。
腰あたりまできれいにのばされている淡く色素の薄い水色は、○○にぴったりだと言える。おろしていてもかわいい○○が髪の毛を結ぶと、どんな完成形になるのだろう。.....すっごくどきどきする。
え、待って。可愛すぎるんだけど...。
○○はポニーテール?っていうやつをしていた。待って待って待って、似合いすぎててやばい...。
「...?そらくん?やろ?」
声をかけられて我に返る。.......それで僕にかわいく話しかけるのは反則だよ...。
「あ〜!○○が髪結んでる!かわいいっ〜!」
「あ、なろ屋さん!僕が先に気づいたの!」
「な、なろ屋さんもそらくんも。ペンキやろ...?」
うっ......!!僕となろ屋さんは渋々うなずいた。
「ねぇ待って!ペンキついたんだけど!」
なろ屋さんは仕事を開始して早々に問題を起こした。......どうやったらポロシャツにペンキがつくの...。馬鹿なのかな?
「わ、なろ屋さん。大丈夫ですか?これくらいならすぐ汚れ落ちるので大丈夫ですよ!」
うわ、○○天使...?バカにも優しく接してるよ...。もちろんのことだけど、なろ屋さんは満面の笑みをうかべてそうかな〜?なんて言ってる。ちょっとムカつく。
「○○〜。なろ屋さんうるさいからこっち来て一緒にやろ〜。」
僕はそう言った。
「あ、でもこっちもうすぐ終わるから、ちょっとしてからでいいかな?」
うっ....。今すぐにでもこっち側に来て欲しいけど、○○が後がいいと言うならばしょうがない。
「そっ、そらねこ様っ....!!」
すると、名前も顔も知らない女子生徒に声をかけられた。
「あの、い、いつも応援してます!そのっ。こっちで一緒に作業しませんか...?」
あー。そーゆー系ね。
「ごめん。僕○○以外に興味ないから話しかけないで。」
途端に、その女子は声を上げ泣き始めた。
「うっ、うわぁぁんっ!そらねこ様が〜!ひどいよ〜!」
少し、言い方が悪かったのかも知れない。というかそれよりも、これを狙っていた...?泣けば気をひけると思っているの...?ありえない、そう言おうと思ったそのとき。
「あの、そらくんはそんなひどいこと言いません。」
○○だ。○○が、僕をかばった。
「っ、め、女神様っ!え、や、ほ、本当にそう言ってて...!」
「たしかに、そう言っていたかもしれません。でも、その時のそらくんには何かがあったんだと思います。じゃなきゃ、ひどい事なんて言わないので。」
「...........ご、ごめんなさいっ...。」
「なにを謝ることがあるんですか?大丈夫です。今の件は誰も悪くないですからね...。」
そう言って、○○は女子生徒の背中をさすりはじめた。....さっきよりも大声をあげて泣き始めた。
本当に、○○の包容力というか。なんというか。○○の持っている何かが、今輝いている。
そんなとこも含めて、全部全部大好きだ、と改めて思った。
「なろ屋さんとそらくんは、私と一緒にペンキ塗りを手伝ってくれませんか?」
そう微笑みかけられた。もちろん、と返事をする。
......まぁ、やることがペンキ塗りなのはちょっとあれだけど、少しでも○○と一緒にいられる。それが今嬉しくてたまらない。なろ屋さんがいるのはちょっと嫌だけど。
「......あ。作業中は髪の毛くくってたほうがいいですね。」
ぽつりと独り言を○○は呟いた。え、これなろ屋さん気づいてない?やった、今聞こえたの僕だけなんだ!......てか、○○が髪の毛くくってるとこ今まで見たことなかったから嬉しい。
腰あたりまできれいにのばされている淡く色素の薄い水色は、○○にぴったりだと言える。おろしていてもかわいい○○が髪の毛を結ぶと、どんな完成形になるのだろう。.....すっごくどきどきする。
え、待って。可愛すぎるんだけど...。
○○はポニーテール?っていうやつをしていた。待って待って待って、似合いすぎててやばい...。
「...?そらくん?やろ?」
声をかけられて我に返る。.......それで僕にかわいく話しかけるのは反則だよ...。
「あ〜!○○が髪結んでる!かわいいっ〜!」
「あ、なろ屋さん!僕が先に気づいたの!」
「な、なろ屋さんもそらくんも。ペンキやろ...?」
うっ......!!僕となろ屋さんは渋々うなずいた。
「ねぇ待って!ペンキついたんだけど!」
なろ屋さんは仕事を開始して早々に問題を起こした。......どうやったらポロシャツにペンキがつくの...。馬鹿なのかな?
「わ、なろ屋さん。大丈夫ですか?これくらいならすぐ汚れ落ちるので大丈夫ですよ!」
うわ、○○天使...?バカにも優しく接してるよ...。もちろんのことだけど、なろ屋さんは満面の笑みをうかべてそうかな〜?なんて言ってる。ちょっとムカつく。
「○○〜。なろ屋さんうるさいからこっち来て一緒にやろ〜。」
僕はそう言った。
「あ、でもこっちもうすぐ終わるから、ちょっとしてからでいいかな?」
うっ....。今すぐにでもこっち側に来て欲しいけど、○○が後がいいと言うならばしょうがない。
「そっ、そらねこ様っ....!!」
すると、名前も顔も知らない女子生徒に声をかけられた。
「あの、い、いつも応援してます!そのっ。こっちで一緒に作業しませんか...?」
あー。そーゆー系ね。
「ごめん。僕○○以外に興味ないから話しかけないで。」
途端に、その女子は声を上げ泣き始めた。
「うっ、うわぁぁんっ!そらねこ様が〜!ひどいよ〜!」
少し、言い方が悪かったのかも知れない。というかそれよりも、これを狙っていた...?泣けば気をひけると思っているの...?ありえない、そう言おうと思ったそのとき。
「あの、そらくんはそんなひどいこと言いません。」
○○だ。○○が、僕をかばった。
「っ、め、女神様っ!え、や、ほ、本当にそう言ってて...!」
「たしかに、そう言っていたかもしれません。でも、その時のそらくんには何かがあったんだと思います。じゃなきゃ、ひどい事なんて言わないので。」
「...........ご、ごめんなさいっ...。」
「なにを謝ることがあるんですか?大丈夫です。今の件は誰も悪くないですからね...。」
そう言って、○○は女子生徒の背中をさすりはじめた。....さっきよりも大声をあげて泣き始めた。
本当に、○○の包容力というか。なんというか。○○の持っている何かが、今輝いている。
そんなとこも含めて、全部全部大好きだ、と改めて思った。
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