見習い女神とのクエスト体験記
ブオンっと音が鳴り、長方形の透明な板みたいなものが目の前に出現した。液晶タブレットみたいだなあ。
「これが結界です。マジックフィールド、とも呼んでいます」
ミルーカ様が綺麗な指先で四角を空中にいくつも描いていく。するといくつもの四角がひとりでに動いて重ね合わさっていった。
「こうすることでマジックフィールドがより強固になっていきます」
説明を重ねながら幾重にもマジックフィールドをコンスタントにテンポ良く重ねていくミルーカ様。重ねる多いな。
やがてみるみるとマジックフィールドは四方へと広がっていき――
「完成です」
でかい透明な壁みたいなのが形成された。
試しにコンコンと手で叩いてみる。かて~~。
「凄いですね。これ」
「頑張りました」
エッヘンと胸を張るミルーカ様。いや可愛すぎか。
「これで魔族はこちらには来れないんですか?」
俺は、ミルーカ様にそう尋ねると
「もちのろんですね」
と胸を張ったまま返事が返ってきた。だから可愛すぎか。
「じゃあ、これで一安心ですね」
俺がそう言うと、ミルーカ様はニコリとして頷いた。
「はい。では戻りましょうか」
ぎゅっと、シェイクハンズ。
ひょおおおおおおおおおお!?
俺はミルーカ様と一緒にアルセンまで瞬間移動。女神ファーストクラスアルセン行き御搭乗ありがとうございました~~! ミルーカ様の手は細く、そしてしなやか。柔らかな指は俺の手を遠慮がちに、それでも決して離すまいと言うような。そんな感じで俺とミルーカ様は、手を繋いでいた。
「これが結界です。マジックフィールド、とも呼んでいます」
ミルーカ様が綺麗な指先で四角を空中にいくつも描いていく。するといくつもの四角がひとりでに動いて重ね合わさっていった。
「こうすることでマジックフィールドがより強固になっていきます」
説明を重ねながら幾重にもマジックフィールドをコンスタントにテンポ良く重ねていくミルーカ様。重ねる多いな。
やがてみるみるとマジックフィールドは四方へと広がっていき――
「完成です」
でかい透明な壁みたいなのが形成された。
試しにコンコンと手で叩いてみる。かて~~。
「凄いですね。これ」
「頑張りました」
エッヘンと胸を張るミルーカ様。いや可愛すぎか。
「これで魔族はこちらには来れないんですか?」
俺は、ミルーカ様にそう尋ねると
「もちのろんですね」
と胸を張ったまま返事が返ってきた。だから可愛すぎか。
「じゃあ、これで一安心ですね」
俺がそう言うと、ミルーカ様はニコリとして頷いた。
「はい。では戻りましょうか」
ぎゅっと、シェイクハンズ。
ひょおおおおおおおおおお!?
俺はミルーカ様と一緒にアルセンまで瞬間移動。女神ファーストクラスアルセン行き御搭乗ありがとうございました~~! ミルーカ様の手は細く、そしてしなやか。柔らかな指は俺の手を遠慮がちに、それでも決して離すまいと言うような。そんな感じで俺とミルーカ様は、手を繋いでいた。
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