見習い女神とのクエスト体験記
アルセンの町に辿り着いた俺とミルーカ様は早速ギルドへと向かった。
「Сランク?」
俺がギルドの受付のお姉さんに確認を取ると、はい、と返事が返ってきた。
「このあっち向いてホイドラゴンというのは基本的には無害なのですが、ドラゴンなので1度ブチギレられると簡単には手に負えないんじゃね? とギルドマスターも仰っていますので……。ランク付けはC、となっております」
マジかよギルマス~。俺はこのクエストを受けれるんだろうか?
「大丈夫ですよ。唐傘さん」
ミルーカ様が俺にニコリとして言った。
「えっ?」
「私がついているので唐傘さんはあくまでもF,Eランクのクエストをこなした、という体でいかせられますから」
女神様のお力ってやつですか。
「そうなんですね」
「ええ。なので、唐傘さんはこちらのクエストをひとまず受理してください」
ミルーカ様がほい、と俺にクエストの依頼書を見せてくる。
「これは……」
俺が見たクエストの依頼内容は――
〖あっち向いてホイ修行〗。
あっち向いてホイに修行なんてあるのかよ。なんかここらの近くの谷を越えたところにあっち向いてホイの修行が出来る場所があると書いてあるけど……。ん? てか普通に読める! ミルーカ様が日本語に直してくれたみたいだな。
「唐傘さんにはあっち向いてホイドラゴンにあっち向いてホイで勝ってほしいので修行致しましょう」
「わ、分かりました……」
ということで俺は〖あっち向いてホイ修行〗のクエストを受けることとなった。ランクはEらしい。
「Сランク?」
俺がギルドの受付のお姉さんに確認を取ると、はい、と返事が返ってきた。
「このあっち向いてホイドラゴンというのは基本的には無害なのですが、ドラゴンなので1度ブチギレられると簡単には手に負えないんじゃね? とギルドマスターも仰っていますので……。ランク付けはC、となっております」
マジかよギルマス~。俺はこのクエストを受けれるんだろうか?
「大丈夫ですよ。唐傘さん」
ミルーカ様が俺にニコリとして言った。
「えっ?」
「私がついているので唐傘さんはあくまでもF,Eランクのクエストをこなした、という体でいかせられますから」
女神様のお力ってやつですか。
「そうなんですね」
「ええ。なので、唐傘さんはこちらのクエストをひとまず受理してください」
ミルーカ様がほい、と俺にクエストの依頼書を見せてくる。
「これは……」
俺が見たクエストの依頼内容は――
〖あっち向いてホイ修行〗。
あっち向いてホイに修行なんてあるのかよ。なんかここらの近くの谷を越えたところにあっち向いてホイの修行が出来る場所があると書いてあるけど……。ん? てか普通に読める! ミルーカ様が日本語に直してくれたみたいだな。
「唐傘さんにはあっち向いてホイドラゴンにあっち向いてホイで勝ってほしいので修行致しましょう」
「わ、分かりました……」
ということで俺は〖あっち向いてホイ修行〗のクエストを受けることとなった。ランクはEらしい。