見習い女神とのクエスト体験記
「今回のクエストは、魔獣探しをします」
ミルーカ様は、オホンと咳払いをしてからそう仰った。仕切り直しってやつですか。
「魔獣探し、ですか」
危険な匂いしかしないぜよ。カミレラ様が三色団子をもしゃもしゃしながら頷く。
「そうかも~。魔獣と言っても色々あるかも~。探してきて欲しいのはズバリ……ドラゴンかもかも~~!」
「ド、ドラゴンですか!?」
メジャーなやつ来た~~~~~~!
ミルーカ様が、コクンと小さく顎を引く。
「はい。そうです。そしてそのドラゴンの名前は……あっち向いてホイドラゴンです」
「あっち向いてホイドラゴン!?」
何だその奇天烈なドラゴンは!?
カミレラ様は、お茶をズズズ~っと啜りながら、説明して下さる。
「そうかも~。あっち向いてホイドラゴンは、人間に攻撃しない代わりにあっち向いてホイをせがむかもかも~~」
なんちゅう友好的なドラゴンなんだ。
ミルーカ様はにっこりとする。
「はい。普通のドラゴンとかだと唐傘さんに火がボワワ~ってなったりパックンチョされたりする危険性がありますから」
いや言い方可愛よ~~。まあ、普通だったらデッドエンドまっしぐらってことか。それは確かにやばいかもかも~~~~~~。
「じゃあ今回のクエストはあっち向いてホイドラゴンってのを探せばいいんですか?」
俺が確認すると、カミレラ様が頷く。
「そうかもかも~~。そしてあっち向いてホイドラゴンにあっち向いてホイで勝って欲しいかもかも~~!」
ミルーカ様が目を一際キラリンコさせる。
「勝った時に貰える景品がまた良くて、その一部をギルドに提出すればクエストクリアです」
「その景品というのは?」
俺がそう尋ねると、ミルーカ様がよくぞ聞いてくれましたって感じで答えて下さった。
「はい! それは、あっち向いてホイエッグです!」
エッグってことは卵か?
カミレラ様が恍惚の表情を浮かべる。
「その卵を使ったプリンが絶品かもかも~~!」
なるほど。それは確かに手に入れたいですね。俺はクエストへのやる気をぐんぐんと高めた。
ミルーカ様は、オホンと咳払いをしてからそう仰った。仕切り直しってやつですか。
「魔獣探し、ですか」
危険な匂いしかしないぜよ。カミレラ様が三色団子をもしゃもしゃしながら頷く。
「そうかも~。魔獣と言っても色々あるかも~。探してきて欲しいのはズバリ……ドラゴンかもかも~~!」
「ド、ドラゴンですか!?」
メジャーなやつ来た~~~~~~!
ミルーカ様が、コクンと小さく顎を引く。
「はい。そうです。そしてそのドラゴンの名前は……あっち向いてホイドラゴンです」
「あっち向いてホイドラゴン!?」
何だその奇天烈なドラゴンは!?
カミレラ様は、お茶をズズズ~っと啜りながら、説明して下さる。
「そうかも~。あっち向いてホイドラゴンは、人間に攻撃しない代わりにあっち向いてホイをせがむかもかも~~」
なんちゅう友好的なドラゴンなんだ。
ミルーカ様はにっこりとする。
「はい。普通のドラゴンとかだと唐傘さんに火がボワワ~ってなったりパックンチョされたりする危険性がありますから」
いや言い方可愛よ~~。まあ、普通だったらデッドエンドまっしぐらってことか。それは確かにやばいかもかも~~~~~~。
「じゃあ今回のクエストはあっち向いてホイドラゴンってのを探せばいいんですか?」
俺が確認すると、カミレラ様が頷く。
「そうかもかも~~。そしてあっち向いてホイドラゴンにあっち向いてホイで勝って欲しいかもかも~~!」
ミルーカ様が目を一際キラリンコさせる。
「勝った時に貰える景品がまた良くて、その一部をギルドに提出すればクエストクリアです」
「その景品というのは?」
俺がそう尋ねると、ミルーカ様がよくぞ聞いてくれましたって感じで答えて下さった。
「はい! それは、あっち向いてホイエッグです!」
エッグってことは卵か?
カミレラ様が恍惚の表情を浮かべる。
「その卵を使ったプリンが絶品かもかも~~!」
なるほど。それは確かに手に入れたいですね。俺はクエストへのやる気をぐんぐんと高めた。
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