見習い女神とのクエスト体験記
やがて景色が真っ白に染まり、あの〖女神ルーム〗が出現した。そこにおわすは白い羽衣? を来たミルーカ様だ。
「こんにちは、唐傘さん」
「はい、こんにちは! ミルーカ様!」
俺はにこやかに応える。
「な、なんだか元気ですね」
ミルーカ様は俺の勢いに若干気圧されているようだ。
「はい! A定食ご飯大盛り食べましたから! 元気モリモリです!」
俺があんまない力こぶを見せつけながら言うとミルーカ様はパチパチと瞬きをする。
「わ、わんぱくですね」
「成長期なんで」
男としても、冒険者としても。俺がキリッと言うと、ミルーカ様はクスッと笑う。
「期待、していますね」
「はい!」
「それでは、唐傘さん。本日なんですが……」
「クエストですか?」
「ええ。そうなんですが、その前に……」
ミルーカ様はクルッと後ろを向いて手を差し出す。あれ? なんか扉がある? どこかと繋がっているのだろうか?
急にガチャッと扉が開いて、現れたのは――
「ミルーカ~~。冷蔵庫にあったプリン隠れて食べたなかもかも~~! 大事に取ってたのにかもかも~~!」
青い羽衣? を身に纏ったきれーな御方が登場しなすった。ん? てゆうかプリン?
俺がチラリとミルーカ様の方向を向くと、かああと顔を赤くしながら固まっていた。なるほど食べたんだなと俺は察した。
「ん? あっ、もしかして……」
その青い羽衣? を身に纏った御方は俺を見て言った。
「ミルーカのお気に入りのカラカサクンかもかも~~!」
なぬ!? 俺が衝撃を受けると、ミルーカ様ははっと我に返り、まくし立てる。
「ち、ち、違いますよ! 何を仰ってるんですか!?
カミレラ先輩!!」
ああ、この方が。ミルーカ様の仰っていたカミレラ様なのか。ミルーカ様みたく凄まじい美貌を誇っている。かもかも~~~~~~って言ってるしな。
「プリン食べたのは本当かもかも~~?」
カミレラ様がじ~っとミルーカ様を見つめる。
「うっ……」
ミルーカ様がちょっぴり汗をかいてたじろぐ。
「本当なんですかもかも~~~~~~?」
俺もそれに参加してみた。
「もうっ。唐傘さん真似しなくてもいいです! あと語尾長いですし!」
「そのパターンもありかもかも~~」
ミルーカ様は俺に少し頬を膨らませて、カミレラ様は感心したように頷いていた。
「こんにちは、唐傘さん」
「はい、こんにちは! ミルーカ様!」
俺はにこやかに応える。
「な、なんだか元気ですね」
ミルーカ様は俺の勢いに若干気圧されているようだ。
「はい! A定食ご飯大盛り食べましたから! 元気モリモリです!」
俺があんまない力こぶを見せつけながら言うとミルーカ様はパチパチと瞬きをする。
「わ、わんぱくですね」
「成長期なんで」
男としても、冒険者としても。俺がキリッと言うと、ミルーカ様はクスッと笑う。
「期待、していますね」
「はい!」
「それでは、唐傘さん。本日なんですが……」
「クエストですか?」
「ええ。そうなんですが、その前に……」
ミルーカ様はクルッと後ろを向いて手を差し出す。あれ? なんか扉がある? どこかと繋がっているのだろうか?
急にガチャッと扉が開いて、現れたのは――
「ミルーカ~~。冷蔵庫にあったプリン隠れて食べたなかもかも~~! 大事に取ってたのにかもかも~~!」
青い羽衣? を身に纏ったきれーな御方が登場しなすった。ん? てゆうかプリン?
俺がチラリとミルーカ様の方向を向くと、かああと顔を赤くしながら固まっていた。なるほど食べたんだなと俺は察した。
「ん? あっ、もしかして……」
その青い羽衣? を身に纏った御方は俺を見て言った。
「ミルーカのお気に入りのカラカサクンかもかも~~!」
なぬ!? 俺が衝撃を受けると、ミルーカ様ははっと我に返り、まくし立てる。
「ち、ち、違いますよ! 何を仰ってるんですか!?
カミレラ先輩!!」
ああ、この方が。ミルーカ様の仰っていたカミレラ様なのか。ミルーカ様みたく凄まじい美貌を誇っている。かもかも~~~~~~って言ってるしな。
「プリン食べたのは本当かもかも~~?」
カミレラ様がじ~っとミルーカ様を見つめる。
「うっ……」
ミルーカ様がちょっぴり汗をかいてたじろぐ。
「本当なんですかもかも~~~~~~?」
俺もそれに参加してみた。
「もうっ。唐傘さん真似しなくてもいいです! あと語尾長いですし!」
「そのパターンもありかもかも~~」
ミルーカ様は俺に少し頬を膨らませて、カミレラ様は感心したように頷いていた。
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