見習い女神とのクエスト体験記
誰もがそこに辿り着くわけではない。
俺は、今、絶世の美女と向き合っているのだ。
「唐傘 揚幸(からかさ あげゆき)さん。初めまして。私は見習い女神のミルーカです」
ミルーカ様は白い羽衣? みたいなものを羽織っていて、華奢な体躯の割に出るとこは出ている抜群のプロポーションを誇っているのだ。
「ど、ども……」
美貌に見惚れてて、しどろもどろっす。
「今日あなたをお呼びしたのは他でもありません。私と一緒に……クエストへと行って欲しいのです……」
「喜んで」
即答だった。
ミルーカ様は、大きな青い瞳をパチパチさせる。
「よろしいのですか? そんなあっさりと決められてしまっても……」
「大丈夫です。大学のレポートも提出したばっかですし」
「でも……」
「そのクエストには俺が必要なんですよね?」
「は、はい……! 先輩にはそう言われたん、です、けど……」
何だか煮え切らないにゃあ。
「俺は、ミルーカ様の、喜んでいる姿が見たいです」
「ええ? いや、そんな、私なんて……」
「謙遜しないでください。ミルーカ様はと~っても素敵なお方だ」
「え、ええーー? そ、そうですかね……えへへ嬉しいな」
めちゃんこ可愛いーーーーーーーーーー!!
女神の威厳どこ行ったーーーーーーーーーー!!
俺が悶えていると、ミルーカ様は一つ咳払いしてから俺に改めて向き直る。そして口を開いた。
「では一つ聞かせてください」
「ほいさ」
「あなたは……ちょっと待ってください。何ですかほいさって」
「ダチに使う相槌の一つです」
「そうですか……すみません。仕切り直しで」
全く問題ナッシング。
「あなたは……クエストは好きですか?」
その問いに俺は自信満々に応えた。
「大好きです! 冒険者ですから!!」
そう、今俺がいるのは大学生である俺がいる侍の国、日本ではない。ドラゴンとか飛んでる系の異世界ってやつだ。その異世界の中の異次元の空間……〖女神ルーム〗に招待されている。ミルーカ様とのクエスト……心が躍るってもんよ! ひゃっほう! さて、どんなクエストが俺を待ち受けていることやら……楽しみで仕方がないぜ! ほいさ。ぽん。
俺は、今、絶世の美女と向き合っているのだ。
「唐傘 揚幸(からかさ あげゆき)さん。初めまして。私は見習い女神のミルーカです」
ミルーカ様は白い羽衣? みたいなものを羽織っていて、華奢な体躯の割に出るとこは出ている抜群のプロポーションを誇っているのだ。
「ど、ども……」
美貌に見惚れてて、しどろもどろっす。
「今日あなたをお呼びしたのは他でもありません。私と一緒に……クエストへと行って欲しいのです……」
「喜んで」
即答だった。
ミルーカ様は、大きな青い瞳をパチパチさせる。
「よろしいのですか? そんなあっさりと決められてしまっても……」
「大丈夫です。大学のレポートも提出したばっかですし」
「でも……」
「そのクエストには俺が必要なんですよね?」
「は、はい……! 先輩にはそう言われたん、です、けど……」
何だか煮え切らないにゃあ。
「俺は、ミルーカ様の、喜んでいる姿が見たいです」
「ええ? いや、そんな、私なんて……」
「謙遜しないでください。ミルーカ様はと~っても素敵なお方だ」
「え、ええーー? そ、そうですかね……えへへ嬉しいな」
めちゃんこ可愛いーーーーーーーーーー!!
女神の威厳どこ行ったーーーーーーーーーー!!
俺が悶えていると、ミルーカ様は一つ咳払いしてから俺に改めて向き直る。そして口を開いた。
「では一つ聞かせてください」
「ほいさ」
「あなたは……ちょっと待ってください。何ですかほいさって」
「ダチに使う相槌の一つです」
「そうですか……すみません。仕切り直しで」
全く問題ナッシング。
「あなたは……クエストは好きですか?」
その問いに俺は自信満々に応えた。
「大好きです! 冒険者ですから!!」
そう、今俺がいるのは大学生である俺がいる侍の国、日本ではない。ドラゴンとか飛んでる系の異世界ってやつだ。その異世界の中の異次元の空間……〖女神ルーム〗に招待されている。ミルーカ様とのクエスト……心が躍るってもんよ! ひゃっほう! さて、どんなクエストが俺を待ち受けていることやら……楽しみで仕方がないぜ! ほいさ。ぽん。
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