文字サイズ変更

見習い女神とのクエスト体験記

#1

見習い女神様ミルーカとの初クエスト

 誰もがそこに辿り着くわけではない。
 俺は、今、絶世の美女と向き合っているのだ。
「唐傘 揚幸(からかさ あげゆき)さん。初めまして。私は見習い女神のミルーカです」
 ミルーカ様は白い羽衣? みたいなものを羽織っていて、華奢な体躯の割に出るとこは出ている抜群のプロポーションを誇っているのだ。
「ど、ども……」 
 美貌に見惚れてて、しどろもどろっす。
「今日あなたをお呼びしたのは他でもありません。私と一緒に……クエストへと行って欲しいのです……」
「喜んで」
 即答だった。
 ミルーカ様は、大きな青い瞳をパチパチさせる。
「よろしいのですか? そんなあっさりと決められてしまっても……」
「大丈夫です。大学のレポートも提出したばっかですし」
「でも……」
「そのクエストには俺が必要なんですよね?」
「は、はい……! 先輩にはそう言われたん、です、けど……」
 何だか煮え切らないにゃあ。
「俺は、ミルーカ様の、喜んでいる姿が見たいです」
「ええ? いや、そんな、私なんて……」
「謙遜しないでください。ミルーカ様はと~っても素敵なお方だ」
「え、ええーー? そ、そうですかね……えへへ嬉しいな」
 めちゃんこ可愛いーーーーーーーーーー!!
 女神の威厳どこ行ったーーーーーーーーーー!!
 俺が悶えていると、ミルーカ様は一つ咳払いしてから俺に改めて向き直る。そして口を開いた。
「では一つ聞かせてください」
「ほいさ」
「あなたは……ちょっと待ってください。何ですかほいさって」
「ダチに使う相槌の一つです」
「そうですか……すみません。仕切り直しで」
 全く問題ナッシング。
「あなたは……クエストは好きですか?」
 その問いに俺は自信満々に応えた。
「大好きです! 冒険者ですから!!」
 そう、今俺がいるのは大学生である俺がいる侍の国、日本ではない。ドラゴンとか飛んでる系の異世界ってやつだ。その異世界の中の異次元の空間……〖女神ルーム〗に招待されている。ミルーカ様とのクエスト……心が躍るってもんよ! ひゃっほう! さて、どんなクエストが俺を待ち受けていることやら……楽しみで仕方がないぜ! ほいさ。ぽん。

※ダブルクリック(2回タップ)してください

作者メッセージ

手探り状態で書いていきます。オタクと見習い女神のてえてえな感じを楽しんで頂けたらと。

2024/09/14 14:25

トモットモ ID:≫mptEMbzikud7w
続きを執筆
小説を編集
/ 3

コメント
[0]

小説通報フォーム

お名前
(任意)
Mailアドレス
(任意)

※入力した場合は確認メールが自動返信されます
違反の種類 ※必須 ※ご自分の小説の削除依頼はできません。
違反内容、削除を依頼したい理由など※必須

※できるだけ具体的に記入してください。
特に盗作投稿については、どういった部分が元作品と類似しているかを具体的にお伝え下さい。

《記入例》
・3ページ目の『~~』という箇所に、禁止されているグロ描写が含まれていました
・「〇〇」という作品の盗作と思われます。登場人物の名前を変えているだけで●●というストーリーや××という設定が同じ
…等

備考欄
※伝言などありましたらこちらへ記入
メールフォーム規約」に同意して送信しますか?※必須
小説のタイトル
小説のURL