この小説は夢小説です。
下のフォームに作者さんの指定した語句を入力してお読みください。

お名前設定

お名前変更フォーム

下記フォームに必要事項を入力し「登録」ボタンを押してください

名前

文字サイズ変更

境界線で夢を見た

#6


[明朝体]??「そう、個性だよ」




どこからか聞こえた声に辺りを見渡す。




●●「個性って...ぅ」



??「返事したな、おつかれ」



??「俺の個性は洗脳。返事したらゲームオーバーだ」




個性の説明と共に紫髪のイケメンが姿を現した。

嘲笑うような顔を見せたあとそのまま去っていきそうな背中に

いつもの調子で声を掛ける。




●●「洗脳...良い個性ですね、でもザンネン効きません」



??「___は?」



●●「私の個性、無敵なんです」




返事をするはずのない私が話し始めたからか

動揺を隠しきれていない様子に笑いが溢れた。




●●「つまり個性が効かない体質ってことです!」



●●「あと名前をお伺いしてもよろしいでしょうか」




最後名前を聞いたのは好奇心であって

別に顔がタイプだったからとかじゃない。




心操「俺は心操人使。...あんたは?」



●●「その前にこの人の洗脳解いてくださいよ」



心操「全力で殴れ」




思わぬ回答にぴくりと体を揺らす。




●●「もう一度言ってもらっても...?」



心操「全力で殴る」




え?と声がもれそうになったが今は緊急事態。




●●(ごめんなさい!)




ためらいがちに拳を食らわせた。




マイク(おォ〜っとここで暴力!!!!審査員どうすんの!?)




・・・




心操「1ポイントどころかゼロポイント...最悪だな」




髪をくしゃりと掻き上げて眉をしかめる心操くん。

ポイントがゼロなのは私もなので特になにも言い返さず




●●「もし落ちたら一緒のクラスが良いね」




とだけ言っておく。




心操「まぁ...落ちるなんて考えたくないけどな」




助けた子をぶん殴ってからずっと一緒に行動していたからか

ほんの少し仲良くなった心操くんと私。




心操「あ、俺お前の名前まだ聞いてない」



●●「えー?教えてあげない」



心操「不平等だろ」




思いっきり顔をしかめる心操くんはそっちのけにして

視界に映ったふわふわの緑頭に夢中になった。

あれってもしかしなくても緑谷くんじゃ___




心操「?おい、」



●●「ぁごめん好きな人見つけた!またね!」



心操「っは?ちょ、おい!」




・・・




心操「なんか、変なやつだったな...」




試験のとき、引くほど挙動不審なやつがいてなんとなく目についた。



それだけだったのにまさか洗脳できないとか、

妙に仲良くなったりとか、予想すらしてなかった。

それで、なんか一緒に帰ることになって置いてかれて。




心操「今日、疲れたな」




すこし汗ばむようになってきた季節。

額ににじむ汗を拭いつつ

制服をあおぎながらのんびり帰路へ付いた。



[/明朝体]

※ダブルクリック(2回タップ)してください

作者メッセージ

一目惚れとかはさせないタイプです。なのでじわじわいかせていただきます。

2024/09/22 13:04

むたです ID:≫ipQfoJGWoroSQ
続きを執筆
小説を編集
/ 9

コメント
[8]

小説通報フォーム

お名前
(任意)
Mailアドレス
(任意)

※入力した場合は確認メールが自動返信されます
違反の種類 ※必須 ※ご自分の小説の削除依頼はできません。
違反内容、削除を依頼したい理由など※必須

盗作されたと思われる作品のタイトル

※できるだけ具体的に記入してください。
特に盗作投稿については、どういった部分が元作品と類似しているかを具体的にお伝え下さい。

《記入例》
・3ページ目の『~~』という箇所に、禁止されているグロ描写が含まれていました
・「〇〇」という作品の盗作と思われます。登場人物の名前を変えているだけで●●というストーリーや××という設定が同じ
…等

備考欄
※伝言などありましたらこちらへ記入
メールフォーム規約」に同意して送信しますか?※必須
小説のタイトル
小説のURL