境界線で夢を見た
[明朝体]一日一日と春に近づくたびガタイが良くなっていく緑谷くん。
毎朝一緒に登校していたのがまるで夢だったかのよう。
なんといっても、彼はあの雄英高校志望なのだ。
それを本人から聞き志望校を雄英に変えたのは内緒。
けど本人には雄英志望に変えたことを伝えていない。
もし落ちたとき、きっと緑谷くんは罪悪感を感じるだろうから。
頬に汗を流す緑谷くんの姿を視界の端にとらえゆるんだ頬をひっぱたく。
●●「..よし」
もう受験まで一ヶ月もない。
今するべきは勉強と個性伸ばし。
恋愛なんて二の次なんだ。
___そう真面目ぶるものの、
●●「受かったら緑谷くんとずっと一緒にいて、」
●●「ヒーロー活動する緑谷くんをずっと見る!」
●●「それでもっと仲良くなっちゃったりして...!」
●●「ふへへ、やる気出てきた!」
動機は実に不純であった。
緑谷「[小文字]やけに張り切ってるな...どうしたんだろう?[/小文字]」
・・・
時は流れて試験当日。
とうとうこの日がやってきた。
●●(雄英...おおきい)
あまりに大規模な校舎に開いた口が塞がらない。
横を過ぎ去っていく同い年の子たちもなんだか強そうな子たちも
みんなライバルだと思うと、思わず足がすくむ。
気持ちの切り替えもうまくできずに一歩進もうとすると
爆豪「あ」
突如後ろから声が聞こえた。
この声緑谷くんの幼馴染くんじゃ...そう思い振り返れば
タイミングが合わせられたように
爆豪「ずっと思ってたんだけどよ、テメェデクの.」
・
・
・
爆豪「ストーカーか?」
ものすごく神妙なカオで問いかけられたそれ。
それは怒りを含んでいるわけでもなんでもない、ただの質問。
なのに思考がシャットアウトされているのは一体...
●●「ぇ、ストー...カー?だったの、私」
衝撃の事実にまたもや口が塞がらなくなった。
[/明朝体]
毎朝一緒に登校していたのがまるで夢だったかのよう。
なんといっても、彼はあの雄英高校志望なのだ。
それを本人から聞き志望校を雄英に変えたのは内緒。
けど本人には雄英志望に変えたことを伝えていない。
もし落ちたとき、きっと緑谷くんは罪悪感を感じるだろうから。
頬に汗を流す緑谷くんの姿を視界の端にとらえゆるんだ頬をひっぱたく。
●●「..よし」
もう受験まで一ヶ月もない。
今するべきは勉強と個性伸ばし。
恋愛なんて二の次なんだ。
___そう真面目ぶるものの、
●●「受かったら緑谷くんとずっと一緒にいて、」
●●「ヒーロー活動する緑谷くんをずっと見る!」
●●「それでもっと仲良くなっちゃったりして...!」
●●「ふへへ、やる気出てきた!」
動機は実に不純であった。
緑谷「[小文字]やけに張り切ってるな...どうしたんだろう?[/小文字]」
・・・
時は流れて試験当日。
とうとうこの日がやってきた。
●●(雄英...おおきい)
あまりに大規模な校舎に開いた口が塞がらない。
横を過ぎ去っていく同い年の子たちもなんだか強そうな子たちも
みんなライバルだと思うと、思わず足がすくむ。
気持ちの切り替えもうまくできずに一歩進もうとすると
爆豪「あ」
突如後ろから声が聞こえた。
この声緑谷くんの幼馴染くんじゃ...そう思い振り返れば
タイミングが合わせられたように
爆豪「ずっと思ってたんだけどよ、テメェデクの.」
・
・
・
爆豪「ストーカーか?」
ものすごく神妙なカオで問いかけられたそれ。
それは怒りを含んでいるわけでもなんでもない、ただの質問。
なのに思考がシャットアウトされているのは一体...
●●「ぇ、ストー...カー?だったの、私」
衝撃の事実にまたもや口が塞がらなくなった。
[/明朝体]
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