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境界線で夢を見た

#4


[明朝体]死柄木(●●ちゃん、な)




俺の気味悪い見た目に引くこともなく

なんなら突っ込んでくる●●ちゃんとやらに興味が湧いた。




●●「あ!そういえばあなたの名前なあに?」




ずいっと近寄ってきて顔を覗き込まれる。

同時に、ふわりと鼻をかすめる甘い匂いで胸が高鳴った。

今の俺にわざわざここまで近づいてくれる人はいない。

俺を避けて通るやつばかりだ。

だからなのか、なんなのか。心が満たされる感覚に陥った。



この感情の理由が何なのか知り、深くため息を付く。

...正気か俺、相手はガキだぞ。なにマジになってやがる。




●●「.......どうしたの?お腹痛い?」




黙りこくったままの俺を心配したのか

●●ちゃんは俺の腹をやさしくさすった。

 


死柄木「別に腹いてェわけじゃない」




突っぱねて見せるけど誰かが俺を心配してくれるのが新鮮で、

それでいて嬉しくてまた脈が早くなった。




死柄木「俺は死柄木弔。好きに呼んでくれ」




すこし照れくさくなりながらも名前を教えると




●●「へぇー!死柄木ィ?かっこいいね!」




思いの外そのくすんだ目をキラキラとさせるので

先生の名字だけどな、と内心ふてくされた。

すると俺から少し距離を取った●●ちゃんが




●●「ン!」




なにやらうめきながら手を差し伸べてきた。

意図がわからずこてんと首を傾げる。




●●「手、お友達のしるし!つなごう?」




ぱあっとやわらかに笑う●●ちゃん。

手を繋ごう、なんて誰にも言われたことがない。




死柄木「手...繋いだらダメだ」




だってみんな触れれば壊れるから。俺を置いて消えるから。




●●「なに言ってるの?私は無敵だよ!ほら、手つなごう?あったかいよ!」




けど●●ちゃんは壊れる心配をしなくてもいい。

強く抱きしめてみても五指で触ってみても。



すとん、となにかが落ちる感覚がした。

それは根強く俺にしがみついて取り除くことができないモノ。

複雑にこんがらがって、きっと拗らせる。



でも、...そんな想いですら●●ちゃんは

明るく笑って受け止めてくれる気がした。



___俺はこの日、4歳年下の君に恋をした。

誕生日プレゼントは多分、●●ちゃんのとの出会いなんだと思う。



[/明朝体]

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作者メッセージ

よしよしよしドロドロにしてやったぜ。展開意味不でもそれでいい。なんせこれは自己満小説なのだから。
精神ボロボロの弔くんにたくさん優しくして沼らせてやった。
多分恐らく弔くんはこの状況下好きにならずにいられないでしょう。最高のシチュエーション過ぎる。

2024/09/18 22:30

むた ID:≫ipQfoJGWoroSQ
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