二次創作
文スト!【リク◎】
BEASTネタバレ注意
リクエストを書いたものです。BEASTのその後ですね。
[水平線]
時は環境を変える。当たり前のようなことだか、最近になって改めて考え直した。確かにそうだが、そうでもない。それが結論として心にしまっている。
[太字]side織田作[/太字]
いつもみたいな生活の中、芥川がボロボロになって帰ってきた。
敵に狙撃されたとか。そんな芥川に傷薬と[漢字]無花果[/漢字][ふりがな]いちじく[/ふりがな]をあげたのは正解だと思う。これから傷は増えるかもしれない。そういう意図で家の前のロッカーに入れたのだが…。それは間違いだったかもしれない。
今日は大事な予定がある。
少し変わっているがとても大事な予定だ。
また変わった人から話さないかと言われた。前回は酷く疲れた。何故だかわからないが、寂しさも少々あった。知らない人からの誘いは前回で最後と決めたが、とても執着するため行くことにした。
そこには予想外の人がいた。
知人?幼馴染?否。もっと予想外。赤の他人だった。
声とは裏腹に黒い何かを瞳に宿したそんな調子だった。
中也「よう」
低い、狼のような声は大地を震わせた。
[太字]side芥川[/太字]
何だこれは。
朝に一番最初に発した一言はこの言葉だった。
何故かロッカーに入ってた塗り薬と無花果。鍵はしっかりしてあるはず…なのに昨日までに無かったものが入っていた。ちなみに無花果は丁寧に梱包されている。
…ならばそこまでする人は矢張りあの人しかいない。否、あの人にしかできぬ。
谷崎「織田サン、今日も遅いですね」
国木田「今日は大事な予定とか云ってたが、近所の人に絡まれてるだけだろ」
谷崎「そう、ですね…あ、芥川さん。」
後ろで大きな人達を窓から落とす賢治。
書類をまとめる谷崎。
探偵社は平和…では無く
国木田「例の件の書類の提出はまだか!もう数週間たってるんだぞ!マフィアの敵襲で片付けを手伝え!」
あたり一面ガラスの破片と木片。悲惨な光景だ。
乱歩「ああ、そうだ。芥川ー、」
国木田「乱歩さんが呼んでるぞ、芥川」
芥川「なんでしょう。」
ラムネの空き瓶を揺らしながら悠長に喋った。
カランと涼し気な音を楽しんで。
乱歩「今回の事件に手伝ってよ」
芥川「…どういう心算だ」
乱歩「別にー?一寸面倒なだけ、っと」
「与謝野さん、ビー玉取れる?」
与謝野「ああ、ちょいと待ちな」
乱歩「君に関係のある事件なんだよ」
リクエストを書いたものです。BEASTのその後ですね。
[水平線]
時は環境を変える。当たり前のようなことだか、最近になって改めて考え直した。確かにそうだが、そうでもない。それが結論として心にしまっている。
[太字]side織田作[/太字]
いつもみたいな生活の中、芥川がボロボロになって帰ってきた。
敵に狙撃されたとか。そんな芥川に傷薬と[漢字]無花果[/漢字][ふりがな]いちじく[/ふりがな]をあげたのは正解だと思う。これから傷は増えるかもしれない。そういう意図で家の前のロッカーに入れたのだが…。それは間違いだったかもしれない。
今日は大事な予定がある。
少し変わっているがとても大事な予定だ。
また変わった人から話さないかと言われた。前回は酷く疲れた。何故だかわからないが、寂しさも少々あった。知らない人からの誘いは前回で最後と決めたが、とても執着するため行くことにした。
そこには予想外の人がいた。
知人?幼馴染?否。もっと予想外。赤の他人だった。
声とは裏腹に黒い何かを瞳に宿したそんな調子だった。
中也「よう」
低い、狼のような声は大地を震わせた。
[太字]side芥川[/太字]
何だこれは。
朝に一番最初に発した一言はこの言葉だった。
何故かロッカーに入ってた塗り薬と無花果。鍵はしっかりしてあるはず…なのに昨日までに無かったものが入っていた。ちなみに無花果は丁寧に梱包されている。
…ならばそこまでする人は矢張りあの人しかいない。否、あの人にしかできぬ。
谷崎「織田サン、今日も遅いですね」
国木田「今日は大事な予定とか云ってたが、近所の人に絡まれてるだけだろ」
谷崎「そう、ですね…あ、芥川さん。」
後ろで大きな人達を窓から落とす賢治。
書類をまとめる谷崎。
探偵社は平和…では無く
国木田「例の件の書類の提出はまだか!もう数週間たってるんだぞ!マフィアの敵襲で片付けを手伝え!」
あたり一面ガラスの破片と木片。悲惨な光景だ。
乱歩「ああ、そうだ。芥川ー、」
国木田「乱歩さんが呼んでるぞ、芥川」
芥川「なんでしょう。」
ラムネの空き瓶を揺らしながら悠長に喋った。
カランと涼し気な音を楽しんで。
乱歩「今回の事件に手伝ってよ」
芥川「…どういう心算だ」
乱歩「別にー?一寸面倒なだけ、っと」
「与謝野さん、ビー玉取れる?」
与謝野「ああ、ちょいと待ちな」
乱歩「君に関係のある事件なんだよ」