特級呪術師護衛任務へ行くそうで
糸師●●side
皆が呼んでる。
行かなきゃ、とは思うよ。
でも怖い。立ち上がれない。
●●『ねえ[漢字]兄さん[/漢字][ふりがな]・・・[/ふりがな]』
●●『私はやっぱ、外の世界…青空の下に居て良い人間じゃねーんだと思う』
●●『人の命だって幾つも奪った』
●●『仕事とはいえ人殺しっつー事実は変わんねーし』
●●『そんな私が、人を救うような凄えヒーローを目指して、未来へ突き進む雄英の奴らとつるむなんて、許されないんだ』
●●『私のせいで、呪術師の兄さんも殺した』
●●『私が居なければ、兄さんが代わりに呪術師になる事も無かったよな』
兄さんが堕ちたのだって、私を庇って呪術師になったのが始まり。
だったら、兄さんが呪詛師になって人を沢山殺したのも元はといえば私のせいだったのかもしれない。
●●『兄さん、私はこの世に居ないほうが良いんだ』
糸師瀬成「…なら、僕の好きにさせてもらうよ」
兄さんが近づこうとする皆を容赦なく攻撃していく。
もう私には止められない。
???「[小文字]●●[打消し] [/打消し]!!!![/小文字]」
また、誰かが私の名前を呼ぶ。
???「●●!!戻ってきて!!!」
誰かは私の身体に抱きついた。
兄さんが抵抗しようとした時、何かが光ってそれを防いだ。
光ったのは私の呪力を込めた髪留めだった。
周りの呪霊も髪留めが祓っていく。
嫌だ。戻らない。私のせいで誰かが傷つくのはもう嫌だ。
???「さっさと戻ってきなさいアホ!!!私がわかる!?桃園姫愛!!!」
姫愛…。
桃園姫愛「アンタが!!●●の事が大好きな1人!!!」
やめろ…私に、"大好き"なんて言われる筋合いは無い。
桃園姫愛「全部歌姫さんから聞いたよ。●●を乗っ取ってる奴の事も、●●の事情も」
なら尚更、私に関わる必要なんて…
桃園姫愛「私は!呪術師とかッ、呪霊とか!その辺よく分かんないし、正直どーでも良い!!」
桃園姫愛「でもさ!これだけは分かっててよ!」
桃園姫愛「●●が居なくなって悲しむ人が、●●を必要としてる人がこんなに居るんだよ」
でも…私は…!
桃園姫愛「私は知ってる。●●が誰よりも人思いで、優しいの」
違う。私は優しくなんかない。
桃園姫愛「変な呪い?かけられたときもすぐ剥がしてくれた」
それは護衛任務の一環で…
桃園姫愛「あんなに酷い事したのにそれでも、私と仲良くしてくれて、私とおばあちゃんの事も解決してくれた」
桃園姫愛「泣いてる時も、黙って背中擦ってくれて…私めっっちゃ嬉しかったんだよ」
それ…は……
桃園姫愛「●●、」
桃園姫愛「●●の居場所はここにある。また迷っちゃっても、絶対私が助ける」
桃園姫愛「私達は、ありのままの●●が大好きなんだよ」
頭を思いっきりぶん殴られたような衝撃が走った。
この時のことはよく覚えていない。
でもただひたすらに
嬉しかった。
●●『いい、のか?本当にここにいて…』
桃園姫愛「うん。いいんだよ。(ギュッ」
●●『〜〜ッッ…(ポロポロ』
桃園姫愛「おかえり!●●!!(笑)」
●●『ただいまっ…(笑)』
糸師瀬成「いった〜…急に弾き出さないでよ〜」
●●『……兄さん』
糸師瀬成「余程戻りたいって気持ちが強くなったのかな。こんな風に弾かれるのは初めて」
五条悟「瀬成、お前はもう殺す」
●●『待って。私がやる』
五条悟「はっ…●●、全然大丈夫じゃ((
●●『先生、やらせて。身内が起こしたことは身内の私が片付ける』
糸師瀬成「はぁ…ゲームオーバーだよ。領域展開も中途半端になっちゃったし、呪力もほぼ残ってない」
糸師瀬成「最後の悪足掻きだ。僕は誰にも殺されない。(ニヤッ」
ブシュッッ…
皆「!?!?」
●●『兄さんッ…!!!』
皆が呼んでる。
行かなきゃ、とは思うよ。
でも怖い。立ち上がれない。
●●『ねえ[漢字]兄さん[/漢字][ふりがな]・・・[/ふりがな]』
●●『私はやっぱ、外の世界…青空の下に居て良い人間じゃねーんだと思う』
●●『人の命だって幾つも奪った』
●●『仕事とはいえ人殺しっつー事実は変わんねーし』
●●『そんな私が、人を救うような凄えヒーローを目指して、未来へ突き進む雄英の奴らとつるむなんて、許されないんだ』
●●『私のせいで、呪術師の兄さんも殺した』
●●『私が居なければ、兄さんが代わりに呪術師になる事も無かったよな』
兄さんが堕ちたのだって、私を庇って呪術師になったのが始まり。
だったら、兄さんが呪詛師になって人を沢山殺したのも元はといえば私のせいだったのかもしれない。
●●『兄さん、私はこの世に居ないほうが良いんだ』
糸師瀬成「…なら、僕の好きにさせてもらうよ」
兄さんが近づこうとする皆を容赦なく攻撃していく。
もう私には止められない。
???「[小文字]●●[打消し] [/打消し]!!!![/小文字]」
また、誰かが私の名前を呼ぶ。
???「●●!!戻ってきて!!!」
誰かは私の身体に抱きついた。
兄さんが抵抗しようとした時、何かが光ってそれを防いだ。
光ったのは私の呪力を込めた髪留めだった。
周りの呪霊も髪留めが祓っていく。
嫌だ。戻らない。私のせいで誰かが傷つくのはもう嫌だ。
???「さっさと戻ってきなさいアホ!!!私がわかる!?桃園姫愛!!!」
姫愛…。
桃園姫愛「アンタが!!●●の事が大好きな1人!!!」
やめろ…私に、"大好き"なんて言われる筋合いは無い。
桃園姫愛「全部歌姫さんから聞いたよ。●●を乗っ取ってる奴の事も、●●の事情も」
なら尚更、私に関わる必要なんて…
桃園姫愛「私は!呪術師とかッ、呪霊とか!その辺よく分かんないし、正直どーでも良い!!」
桃園姫愛「でもさ!これだけは分かっててよ!」
桃園姫愛「●●が居なくなって悲しむ人が、●●を必要としてる人がこんなに居るんだよ」
でも…私は…!
桃園姫愛「私は知ってる。●●が誰よりも人思いで、優しいの」
違う。私は優しくなんかない。
桃園姫愛「変な呪い?かけられたときもすぐ剥がしてくれた」
それは護衛任務の一環で…
桃園姫愛「あんなに酷い事したのにそれでも、私と仲良くしてくれて、私とおばあちゃんの事も解決してくれた」
桃園姫愛「泣いてる時も、黙って背中擦ってくれて…私めっっちゃ嬉しかったんだよ」
それ…は……
桃園姫愛「●●、」
桃園姫愛「●●の居場所はここにある。また迷っちゃっても、絶対私が助ける」
桃園姫愛「私達は、ありのままの●●が大好きなんだよ」
頭を思いっきりぶん殴られたような衝撃が走った。
この時のことはよく覚えていない。
でもただひたすらに
嬉しかった。
●●『いい、のか?本当にここにいて…』
桃園姫愛「うん。いいんだよ。(ギュッ」
●●『〜〜ッッ…(ポロポロ』
桃園姫愛「おかえり!●●!!(笑)」
●●『ただいまっ…(笑)』
糸師瀬成「いった〜…急に弾き出さないでよ〜」
●●『……兄さん』
糸師瀬成「余程戻りたいって気持ちが強くなったのかな。こんな風に弾かれるのは初めて」
五条悟「瀬成、お前はもう殺す」
●●『待って。私がやる』
五条悟「はっ…●●、全然大丈夫じゃ((
●●『先生、やらせて。身内が起こしたことは身内の私が片付ける』
糸師瀬成「はぁ…ゲームオーバーだよ。領域展開も中途半端になっちゃったし、呪力もほぼ残ってない」
糸師瀬成「最後の悪足掻きだ。僕は誰にも殺されない。(ニヤッ」
ブシュッッ…
皆「!?!?」
●●『兄さんッ…!!!』
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