●●『………………』
気まずい
物凄く気まずい。さっきまで私が畳でスケートしてるバカみてーな雰囲気だったのに、今やこの場にいる6人全員が全く口を開かず目も合わせずそれぞれテキトーなところに座っている
ホントに足しびれてきたんだけど、どう考えても立っていい雰囲気じゃない。つーか何でこんな雰囲気になったんだよ
あ、お前のせいか、ともだちひゃくにんできるかなの少年と対象的な奴←糸師怜
偉そうにしてっけど将が最大有力候補だから、コイツは将より弱いはず。何でこんなイキってんのか意味分かんねぇ

使用人「失礼いたします。お食事を運んで参りました」
お膳を持った使用人が何人も入ってくる。何か器いっぱい乗ってるなー、私こーゆー飯あんま好きじゃないんだけど
使用人を見ていると、お膳を綺麗に並べ始めた。ざっと見て15以上はある
最後に中央にお膳を2つ置いた
ーーーーーーーーーー
　　　　　　　　　　丨　　←こんな感じ(※ー=お膳)
　　　　　　　　　　丨
ーーーーーーーーーー
この後あることはバカでもわかるだろう　


そう、御三家を含めた、俗に言う"お食事会"と言うやつが始まるのだ
全て並べ終えた使用人達は私達を一瞥し、こう言った
使用人「●●様はこちらへどうぞ」
と、私を中央に置いたお膳に案内する
多分隣はどっかの当主だろうな。最悪だ…
その後もテキトーに座っていた他の5人を次々にお膳の前へ座らせる。うわ正座なんだけど…。マジでクソだ
ーーーーーーーーーー
　　　　　　　　　　丨　　←こんな感じ
　　　　　　　　　　●●
ーーーーー光剥雅怜将
この並び、有力候補順か?まァ根拠は特にねーけど
私達が並び終えると使用人はサッと部屋を出ていった
もうそろそろ他の人達も来んのかなー…
[打消し]　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　[/打消し]
19:22

ｻﾞﾜｻﾞﾜ
一同「!」
部屋の外が騒がしくなってきた。将達も気づいたな
………………
そういや私、2つ上の先輩呼び捨てにしてるけど大丈夫だよな?←将のことです
とか状況にそぐわないことを考えていると静かに襖が開いた。まァ相変らずザワザワしてっけど

※ここから先は時間軸に少々ズレが生じてきます
そしてヒロアカあまり登場しません
五条家当主→五条悟
禪院家当主→禪院直毘人
加茂家当主は名前がわからなかったので"加茂家当主"でいきます
さらに、キャラの崩壊などが含まれる可能性があります
ご了承くださいませェ

ｽﾊﾟｰﾝｯｯｯ!!　
一同「ﾋﾞｸｯ」
糸師雅「(いや開け方)」
●●『(いつかこの襖壊れそうだな)』
禪院直毘人「ハッハッハ、お前達が次期当主候補か!!」
●●『（あーあ酒癖悪いオッサン来たよ）』
五条悟「…………(引」
あ五条せんせーが引いた。あの人でも引くこととかあるんだ((
コイツラも私達と同じようにお膳の前に座る
元々決まってたのか、この位置
つーか頼政はどうしたんだ頼政は
隣バリバリ空席なるんすけど???中央に1人とかめっちゃ嫌なんすけど???とか思いながらここにいる面々を眺める
●●『は…?』
私はそこに信じがたい顔を見つけた





[中央寄せ]オールマイト……[/中央寄せ]
●●『（いやまァヒーローだって政府公認の組織だしね?No.1ヒーローはこーゆーの把握しといた方が良いのかもしれないけどさ??）』
●●『（めっっっちゃ気まずくねぇ!?!?よりによって私は中央に1人で座ってる!!絶対ヤバい!!服装は違うけど100パーバレる!!!!何かヤダ!!!）』

というか、オールマイト、マッスルフォームじゃないんだなー。体育祭の時に見ちゃったけど何か事情でもあんのかな、クソどーでもいいけど
五条悟「[小文字]やっほ●●[/小文字]」
●●『[小文字]わっ…!…はぁぁ…[/小文字]』　
五条悟「[小文字]頼政の容態悪くなって来れないらしいから、僕がここに座ることになったの♡隣同士だね●●♡[/小文字]」
●●『[小文字]あ、そーなんすね(引[/小文字]』
もう私は何もツッコまないぞ


五条悟「ｺﾞﾎﾝ、糸師頼政に代わり進行を務めさせていただきます、五条悟です。次期当主候補との親睦会も兼ねて、是非楽しんでください(ﾆｺｯ」
一同「ワァァァァアアアアア!!!!!!」


コレ親睦会だったのかよ