特級呪術師護衛任務へ行くそうで
ぶりっ子ちゃんを味方サイドにつけてしまいました
最初はとことんクズにする予定といったのですが、作者の都合上こうなりました。ぶりっ子潰すぞ宗派の皆様、大変申し訳ございませんでした。
それと今回はかなり長めの内容になっていますので、時間がある時にお読みくださいませー
では本編へ Let's go!
[打消し] [/打消し]
しょーこさんと五条せんせーを連れて、来たのは学長室
夜蛾がくちょーには少しだけ事情を簡単に説明してある
●●『しつれーします』
ガチャッ
そこには待ってましたというように、お手製のキモかわいい呪骸に囲まれる夜蛾がくちょーが居た
夜蛾正道「五条、家入。そこに座れ。糸師から重要な報告、話がある」
五条悟「っ……(嫌な予感がする)」
家入硝子「………(私に関係あることって…)」
夜蛾正道「糸師」
●●『はい。ではまず初めに、』
そう言って、私も五条せんせー達と向かい合わせの椅子に座る
●●『USJ事件の事は知ってますよね』
五条悟「勿論」
●●『そこで遭遇した呪詛師2人のことについてなんですが』
家入硝子「2人?」
●●『はい、その人物は、恐らく、ですが』
●●『夏油傑と、糸師瀬成』
五条悟「は…!?瀬成って…!!」
五条悟「●●、それは見間違いとかじゃない?本当なのか?」
●●『はい』
家入硝子「アイツまだ生きてたのか?」
夜蛾正道「いやそれはない。アイツは去年確実に死んでる」
五条悟「じゃあ何で…?●●、説明して」
●●『…確かにあの場には傑くんの姿をした"何か"が居ました。声も顔も、全く変わってなかった』
●●『ただ、ソイツを見たとき何か違和感を感じました。何かが違う、と私の本能?か何かが、判断しました』
●●『私が、テメェ偽もんだろーとか、テメェ誰やねん答えろーとか言ったら、何で分かんだよとか言って脳ミソ見してきました。まるで自分は偽物だ、というのを肯定したみたいに』
五条悟「偽、物?傑の?」
●●『断言はできませんが。多分そういう術式なんじゃないかと思いますケド、体を乗っ取ったりとか』
家入硝子「じゃあ乗っ取ってるって事はどっかアイツと違う部分があるって事だろ?それは分かったのか?」
●●『あー、私が感じた違和感の正体ですかね。ホラ、脳ミソ見してきたって言ったじゃないスか。だから多分本体は脳ミソとかかな〜と思ってます。んでそれを入れ替えたりできる術式なんじゃないでしょーか』
夜蛾正道「わかった、ありがとう。お前もあの場面を見てるんだ。辛かっただろう、すまないな」
●●『いえ、後、皆さんに話したいことがもう一つあるんですが』
五条悟「…瀬成の事だよね?」
●●『はい』
●●『私と瀬成の関係について教えて下さい』
五条悟「うん、分かったよ。ただ…かなり辛い過去だよ、それでも知りたい?」
●●『はい、お願いします』
五条悟「瀬成は、僕達の後輩で七海と同期なんだ。そして、●●の"兄"だ」
●●『兄…?』
五条悟「糸師家は五条家の分家だから、呪術師を多く出している家系なんだよ」
五条悟「ある時、●●にスカウトが来てね。でも●●が呪術師になることに瀬成はかなり反対したんだ。代わりに僕が呪術師になるって言ってた」
私はそれを裏切った…?
五条悟「●●と同じで凄く強かった。1年生で一級レベルの実力を持っていた逸材だ」
家入硝子「性格も良かったな。アレは人として好かれるタイプだよ」
五条悟「でもその性格の良さが裏目に出たんだろうね。彼は上層部に、強い嫌悪を抱いていた。上層部のやり方は最悪だったから、まぁ仕方ないんだろうけど」
夜蛾正道「そういえば星漿体の護衛任務に彼も同行していたんだ」
●●『それって……』
夜蛾正道「あぁ、禪院甚爾が介入してきたものだ。彼なりに罪悪感を感じていただろうな」
●●『性格などに変化はあったんですか?』
家入硝子「あぁ誰に対しても冷たくなったな」
五条悟「そこからだよね。瀬成が一気に強くなったのは」
●●『その出来事をきっかけに特級に成り上がったって事ですか?』
五条悟「うん。僕が同行した任務でも呪詛師に対してかなり残酷だった。まるでゴミを見ているような目だったよ。以前の彼なら考えられない事だ」
●●『………なるほど』
五条悟「そんな時に彼にある任務が命じられた。それがトリガーになったんじゃないかな」
●●『っ……任務内容は?』
夜蛾正道「単独任務だったんだがな。街に潜んでる凶悪な呪詛師を殺す任務だった。任務自体は完璧に終わらせたんだが、あるヒーローにその現場を見られていたらしい。ヒーローは私達と同じく、政府公認の組織だから、しぶとく呪術師の事を説明したそうだ。それでもヒーローは聞く耳を持たなかったんだろう。ヒーローには酷く責められ、民衆らは呪詛師の人柄を褒めていた、と言っていた」
●●「そこで、一般人を守ってる意味が薄れてしまったと………」
夜蛾正道「恐らくな」
●●『…その後、彼は呪詛師になったんですか?』
夜蛾正道「…あぁ。史上最悪の呪詛師、夏油傑と共に行動していた」
●●『…………』
五条悟「…ソイツ、偽物の傑が呪詛師なのは確定?」
●●『…はい、確定です』
五条悟「そっ、か…僕はまた、傑を殺さないといけないのか」
●●『いえ、大丈夫です』
五条悟「でも傑がこうなったのは近くに居た僕が止められなかったせいなんだよ。だから僕が責任を持って殺さないと…!!」
●●『私が』
●●『私が、2人共殺します』
●●『糸師瀬成、彼は私の兄だったのなら、私の代わりに呪術師になったのなら!私にも責任があるはずですよね!?』
五条悟「●●は何も悪くないんだ!!●●に責任なんてない!!」
●●『それでも!……私に、私に殺らせてください!私だってもう特級なんですよ!お願いします』
そうだ、私は特級なんだ。今更人を殺したって何も思わない
私は実の兄の気持ちに気付けなかった。側にいたのにもかかわらず。
もう二度と五条せんせーに親友を殺させたりしない
五条悟「っ……!!わかったよ。でも、辛い時は絶対に言え。絶対だ」
●●『はい…!ありがとうございます…』
家入硝子「私が居るのも忘れんなよ。アイツの時も私だって相当後悔したんだ。絶対に溜め込むな」
●●『はい、分かってますよ(笑)』
[打消し] [/打消し]
五条side
●●『私が』
●●『私が、2人共殺します』
そう言った●●の顔は今までに見たことがないほど決意に満ち溢れていた
●●『糸師瀬成、彼は私の兄だったのなら、私の代わりに呪術師になったのなら!私にも責任があるはずですよね!?』
違う、違うんだ●●
五条悟「●●は何も悪くないんだ!!●●に責任なんてない!!」
絶対に●●に溜め込ませるわけにはいかない
●●『それでも!……私に、私に殺らせてください!私だってもう特級なんですよ!お願いします』
●●はいつもこうだ
自分は特級だから。そんな理由で、自分に責任がないのに自分で背負おうとする。人に任せるという発想がいつも出てこない。言い換えれば自分以外を信用していないし、信頼していない
そこが●●の短所であり、長所だと思う
●●の目は真剣だった。本気で言ってるのがはっきり伝わった
きっと●●も向き合おうとしている
傑がいなくなり、最悪の呪詛師が自分の兄だということに。
自分の兄の気持ちに気付けなかった罪を、
呪術界を揺るがしてしまった罪を
今ここで償おうとしている
五条悟「っ……!!わかったよ。でも、辛い時は絶対に言え。絶対だ」
●●『はい…!ありがとうございます』
家入硝子「私が居るのも忘れんなよ。アイツの時も私だって相当後悔したんだ。絶対に溜め込むな」
●●『分かってますよ(笑)』
夜蛾正道「話は終わったか?●●は雄英の奴らを見なきゃだろ?行って来い」
●●『そーッスね』
[打消し] [/打消し]
●●side
●●『私●●、ただいま戻りました〜』
相澤消太「やっと戻ってきたか。こっちは大変だったんだぞ、五条さんもいないのに……アレ見てみろ」
●●『アレ…?』
そう言ってあいざーの視線の先に目を向ける、と
●●『…わぁお』
なんということでしょう、我らが真希先輩達がいつの間にやら来ていた、パイナップルゴリラと真衣ちゃんと喧嘩しているではありませんか
相澤消太「アイツラは誰なんだ…」
●●『あー…アレは京都の人達ですね。交流会が明日に迫ってるんで向こうの学長が来てるんで、一緒に来たんじゃないんスかね』
相澤消太「…どうにかできるか?」
●●『……できるけどダリィ』
相澤消太「おい」
●●『いやほんとにアイツラ面倒くさいんですもん』
相澤消太「頼む」
●●『…後で十秒チャージ奢れよ』
相澤消太「わかった(何で十秒チャージ…?)」
●●『よーし』
タッタッタッタッ(歩く)
●●『やぁやぁ皆さん』
東堂葵「む、居たのか my sister!!!」
●●『テメェなんざの妹になるか』
禪院真依「あら久しぶりね、●●」
●●『お久しぶりでーす、真衣先輩』
●●『んで2人共何やってたんスか』
東堂葵「………」
禪院真依「…●●、違うのよ」
●●『何が』
禪院真依「………」
●●『別に怒ってるわけじゃないっすよ。私は何をしてたのか聞いてるだけです』
耳郎響香「●●っ…!何かこの人達急に来て、釘崎さん達を……アレ!!」
●●『野薔薇達を?』
アレってどれよ
あ、
●●『………恵、大丈夫…?』
さては葵と戦ったなぁ〜?
よく死ななかったねぇ君
伏黒恵「大丈夫に見えるか?」
●●『いや全く』
パンダ「棘が間一髪で止めたんだよ」
狗巻棘「しゃけしゃけ!」
●●『狗巻先輩、アザッス』
狗巻棘「ツナマヨ✌」
狗巻先輩って可愛いよね
●●『東堂先輩、やり過ぎです』
東堂葵「すまなかった」
●●『説教する気はありませんよ。用が済んだのなら帰ってください。雄英の奴らも来てるんですから』
禪院真依「じゃあ交流会で会いましょうね♡」
●●『真衣先輩なら是非』
パイナップルゴリラにだけは会いたくない
相澤消太「よくやった」
●●『何故にそこまで上から目線?』
爆豪勝己「どこ行ってたんだよ」
●●『いや別に?』
もしかして私が恋しくなったとか?
爆豪勝己「チゲぇよ、やることなくて暇だっただけだわ」
●●『さらっと心読むな』
●●『今日は、もう終わりにする。明日は交流会があるからな、B組の奴らも来ると思うぞ』
1ーA「B組……!!!」
桃園姫愛「[小文字]●●ちゃん、ちょっと相談が…[/小文字]」
●●『[小文字]りょーかい。寮に行ってから、バレないように来てくれ[/小文字]』
桃園姫愛「[小文字]わかった![/小文字]」
最初はとことんクズにする予定といったのですが、作者の都合上こうなりました。ぶりっ子潰すぞ宗派の皆様、大変申し訳ございませんでした。
それと今回はかなり長めの内容になっていますので、時間がある時にお読みくださいませー
では本編へ Let's go!
[打消し] [/打消し]
しょーこさんと五条せんせーを連れて、来たのは学長室
夜蛾がくちょーには少しだけ事情を簡単に説明してある
●●『しつれーします』
ガチャッ
そこには待ってましたというように、お手製のキモかわいい呪骸に囲まれる夜蛾がくちょーが居た
夜蛾正道「五条、家入。そこに座れ。糸師から重要な報告、話がある」
五条悟「っ……(嫌な予感がする)」
家入硝子「………(私に関係あることって…)」
夜蛾正道「糸師」
●●『はい。ではまず初めに、』
そう言って、私も五条せんせー達と向かい合わせの椅子に座る
●●『USJ事件の事は知ってますよね』
五条悟「勿論」
●●『そこで遭遇した呪詛師2人のことについてなんですが』
家入硝子「2人?」
●●『はい、その人物は、恐らく、ですが』
●●『夏油傑と、糸師瀬成』
五条悟「は…!?瀬成って…!!」
五条悟「●●、それは見間違いとかじゃない?本当なのか?」
●●『はい』
家入硝子「アイツまだ生きてたのか?」
夜蛾正道「いやそれはない。アイツは去年確実に死んでる」
五条悟「じゃあ何で…?●●、説明して」
●●『…確かにあの場には傑くんの姿をした"何か"が居ました。声も顔も、全く変わってなかった』
●●『ただ、ソイツを見たとき何か違和感を感じました。何かが違う、と私の本能?か何かが、判断しました』
●●『私が、テメェ偽もんだろーとか、テメェ誰やねん答えろーとか言ったら、何で分かんだよとか言って脳ミソ見してきました。まるで自分は偽物だ、というのを肯定したみたいに』
五条悟「偽、物?傑の?」
●●『断言はできませんが。多分そういう術式なんじゃないかと思いますケド、体を乗っ取ったりとか』
家入硝子「じゃあ乗っ取ってるって事はどっかアイツと違う部分があるって事だろ?それは分かったのか?」
●●『あー、私が感じた違和感の正体ですかね。ホラ、脳ミソ見してきたって言ったじゃないスか。だから多分本体は脳ミソとかかな〜と思ってます。んでそれを入れ替えたりできる術式なんじゃないでしょーか』
夜蛾正道「わかった、ありがとう。お前もあの場面を見てるんだ。辛かっただろう、すまないな」
●●『いえ、後、皆さんに話したいことがもう一つあるんですが』
五条悟「…瀬成の事だよね?」
●●『はい』
●●『私と瀬成の関係について教えて下さい』
五条悟「うん、分かったよ。ただ…かなり辛い過去だよ、それでも知りたい?」
●●『はい、お願いします』
五条悟「瀬成は、僕達の後輩で七海と同期なんだ。そして、●●の"兄"だ」
●●『兄…?』
五条悟「糸師家は五条家の分家だから、呪術師を多く出している家系なんだよ」
五条悟「ある時、●●にスカウトが来てね。でも●●が呪術師になることに瀬成はかなり反対したんだ。代わりに僕が呪術師になるって言ってた」
私はそれを裏切った…?
五条悟「●●と同じで凄く強かった。1年生で一級レベルの実力を持っていた逸材だ」
家入硝子「性格も良かったな。アレは人として好かれるタイプだよ」
五条悟「でもその性格の良さが裏目に出たんだろうね。彼は上層部に、強い嫌悪を抱いていた。上層部のやり方は最悪だったから、まぁ仕方ないんだろうけど」
夜蛾正道「そういえば星漿体の護衛任務に彼も同行していたんだ」
●●『それって……』
夜蛾正道「あぁ、禪院甚爾が介入してきたものだ。彼なりに罪悪感を感じていただろうな」
●●『性格などに変化はあったんですか?』
家入硝子「あぁ誰に対しても冷たくなったな」
五条悟「そこからだよね。瀬成が一気に強くなったのは」
●●『その出来事をきっかけに特級に成り上がったって事ですか?』
五条悟「うん。僕が同行した任務でも呪詛師に対してかなり残酷だった。まるでゴミを見ているような目だったよ。以前の彼なら考えられない事だ」
●●『………なるほど』
五条悟「そんな時に彼にある任務が命じられた。それがトリガーになったんじゃないかな」
●●『っ……任務内容は?』
夜蛾正道「単独任務だったんだがな。街に潜んでる凶悪な呪詛師を殺す任務だった。任務自体は完璧に終わらせたんだが、あるヒーローにその現場を見られていたらしい。ヒーローは私達と同じく、政府公認の組織だから、しぶとく呪術師の事を説明したそうだ。それでもヒーローは聞く耳を持たなかったんだろう。ヒーローには酷く責められ、民衆らは呪詛師の人柄を褒めていた、と言っていた」
●●「そこで、一般人を守ってる意味が薄れてしまったと………」
夜蛾正道「恐らくな」
●●『…その後、彼は呪詛師になったんですか?』
夜蛾正道「…あぁ。史上最悪の呪詛師、夏油傑と共に行動していた」
●●『…………』
五条悟「…ソイツ、偽物の傑が呪詛師なのは確定?」
●●『…はい、確定です』
五条悟「そっ、か…僕はまた、傑を殺さないといけないのか」
●●『いえ、大丈夫です』
五条悟「でも傑がこうなったのは近くに居た僕が止められなかったせいなんだよ。だから僕が責任を持って殺さないと…!!」
●●『私が』
●●『私が、2人共殺します』
●●『糸師瀬成、彼は私の兄だったのなら、私の代わりに呪術師になったのなら!私にも責任があるはずですよね!?』
五条悟「●●は何も悪くないんだ!!●●に責任なんてない!!」
●●『それでも!……私に、私に殺らせてください!私だってもう特級なんですよ!お願いします』
そうだ、私は特級なんだ。今更人を殺したって何も思わない
私は実の兄の気持ちに気付けなかった。側にいたのにもかかわらず。
もう二度と五条せんせーに親友を殺させたりしない
五条悟「っ……!!わかったよ。でも、辛い時は絶対に言え。絶対だ」
●●『はい…!ありがとうございます…』
家入硝子「私が居るのも忘れんなよ。アイツの時も私だって相当後悔したんだ。絶対に溜め込むな」
●●『はい、分かってますよ(笑)』
[打消し] [/打消し]
五条side
●●『私が』
●●『私が、2人共殺します』
そう言った●●の顔は今までに見たことがないほど決意に満ち溢れていた
●●『糸師瀬成、彼は私の兄だったのなら、私の代わりに呪術師になったのなら!私にも責任があるはずですよね!?』
違う、違うんだ●●
五条悟「●●は何も悪くないんだ!!●●に責任なんてない!!」
絶対に●●に溜め込ませるわけにはいかない
●●『それでも!……私に、私に殺らせてください!私だってもう特級なんですよ!お願いします』
●●はいつもこうだ
自分は特級だから。そんな理由で、自分に責任がないのに自分で背負おうとする。人に任せるという発想がいつも出てこない。言い換えれば自分以外を信用していないし、信頼していない
そこが●●の短所であり、長所だと思う
●●の目は真剣だった。本気で言ってるのがはっきり伝わった
きっと●●も向き合おうとしている
傑がいなくなり、最悪の呪詛師が自分の兄だということに。
自分の兄の気持ちに気付けなかった罪を、
呪術界を揺るがしてしまった罪を
今ここで償おうとしている
五条悟「っ……!!わかったよ。でも、辛い時は絶対に言え。絶対だ」
●●『はい…!ありがとうございます』
家入硝子「私が居るのも忘れんなよ。アイツの時も私だって相当後悔したんだ。絶対に溜め込むな」
●●『分かってますよ(笑)』
夜蛾正道「話は終わったか?●●は雄英の奴らを見なきゃだろ?行って来い」
●●『そーッスね』
[打消し] [/打消し]
●●side
●●『私●●、ただいま戻りました〜』
相澤消太「やっと戻ってきたか。こっちは大変だったんだぞ、五条さんもいないのに……アレ見てみろ」
●●『アレ…?』
そう言ってあいざーの視線の先に目を向ける、と
●●『…わぁお』
なんということでしょう、我らが真希先輩達がいつの間にやら来ていた、パイナップルゴリラと真衣ちゃんと喧嘩しているではありませんか
相澤消太「アイツラは誰なんだ…」
●●『あー…アレは京都の人達ですね。交流会が明日に迫ってるんで向こうの学長が来てるんで、一緒に来たんじゃないんスかね』
相澤消太「…どうにかできるか?」
●●『……できるけどダリィ』
相澤消太「おい」
●●『いやほんとにアイツラ面倒くさいんですもん』
相澤消太「頼む」
●●『…後で十秒チャージ奢れよ』
相澤消太「わかった(何で十秒チャージ…?)」
●●『よーし』
タッタッタッタッ(歩く)
●●『やぁやぁ皆さん』
東堂葵「む、居たのか my sister!!!」
●●『テメェなんざの妹になるか』
禪院真依「あら久しぶりね、●●」
●●『お久しぶりでーす、真衣先輩』
●●『んで2人共何やってたんスか』
東堂葵「………」
禪院真依「…●●、違うのよ」
●●『何が』
禪院真依「………」
●●『別に怒ってるわけじゃないっすよ。私は何をしてたのか聞いてるだけです』
耳郎響香「●●っ…!何かこの人達急に来て、釘崎さん達を……アレ!!」
●●『野薔薇達を?』
アレってどれよ
あ、
●●『………恵、大丈夫…?』
さては葵と戦ったなぁ〜?
よく死ななかったねぇ君
伏黒恵「大丈夫に見えるか?」
●●『いや全く』
パンダ「棘が間一髪で止めたんだよ」
狗巻棘「しゃけしゃけ!」
●●『狗巻先輩、アザッス』
狗巻棘「ツナマヨ✌」
狗巻先輩って可愛いよね
●●『東堂先輩、やり過ぎです』
東堂葵「すまなかった」
●●『説教する気はありませんよ。用が済んだのなら帰ってください。雄英の奴らも来てるんですから』
禪院真依「じゃあ交流会で会いましょうね♡」
●●『真衣先輩なら是非』
パイナップルゴリラにだけは会いたくない
相澤消太「よくやった」
●●『何故にそこまで上から目線?』
爆豪勝己「どこ行ってたんだよ」
●●『いや別に?』
もしかして私が恋しくなったとか?
爆豪勝己「チゲぇよ、やることなくて暇だっただけだわ」
●●『さらっと心読むな』
●●『今日は、もう終わりにする。明日は交流会があるからな、B組の奴らも来ると思うぞ』
1ーA「B組……!!!」
桃園姫愛「[小文字]●●ちゃん、ちょっと相談が…[/小文字]」
●●『[小文字]りょーかい。寮に行ってから、バレないように来てくれ[/小文字]』
桃園姫愛「[小文字]わかった![/小文字]」
このボタンは廃止予定です