ここはとても寒い北極の牢獄だ。
この牢獄からは、誰も脱獄したことは無い。
そんなこの牢獄に3人の囚人が来たようだ。
ふうはや「どんなやつらだろうな」
ﾃｸﾃｸﾃｸﾃｸﾃｸﾃｸﾃｸﾃｸﾃｸﾃｸﾃｸﾃｸﾃｸﾃｸﾃｸﾃｸ
ふうはや「お前らか」
りもこん「看守さん、こんにちは」
しゅうと「こんにちは」
かざね「💤」
ふうはや（水色のやつ、ここ北極だぞ！何でタンクトップしか着てないんだよ）
ふうはや「お前らはここから出ることは出来ない」
りもこん「何でですか？」
ふうはや「ここは南極、囚人達は誰一人出た事は無い」
しゅうと「えぇ〜」
かざね「💤」
ふうはや「お前らの罪はなんだ」
しゅうと「一時不停止と速度超過」
ふうはや「車の犯罪じゃないか」
しゅうと「ここに来るほどじゃないと思ったんですけどね」
ふうはや「ちょっと待っとけ」
ﾃｸﾃｸﾃｸﾃｸﾃｸﾃｸﾃｸﾃｸﾃｸﾃｸﾃｸﾃｸ
ふうはや「一時不停止1502回、速度超過150km。当たり前だよな 」
しゅうと「ならそうか」
ふうはや「タンクトップ！お前の罪はなんだ。」
りもこん「知らないです！」
ふうはや「わかるだろ！」
りもこん「銀行強盗ですか？」
ふうはや「普通に犯罪じゃないか」
かざね「💤」
ふうはや「おいピンク！」
かざね「💤」
ふうはや「起きろ！」
かざね「ﾑﾆｬ何ですか…ﾑﾆｬ」
ふうはや「お前の罪はなんだ」
かざね「218回脱獄したからですか…ﾑﾆｬ」
ふうはや（逃げすぎだろ）
ふうはや「当たり前に捕まるだろ」
かざね「なんか人殴っただけで捕まりましたﾑﾆｬ」
ふうはや「まず、人をなぐるな！」
かざね「💤」
ふうはや（また寝てる）
ふうはや「また、ご飯の時に来るからな」
ﾃｸﾃｸﾃｸﾃｸﾃｸﾃｸﾃｸﾃｸﾃｸﾃｸﾃｸﾃｸﾃｸﾃｸﾃｸﾃｸ
りもこん「警察行ったな」
しゅうと「自己紹介する？」
かざね「いいよ」
りもこん「びっくりした！」
しゅうと「おきたんだ」
かざね「うん」
りもこん「俺はりもこん！よろしくな」
しゅうと「俺はしゅうと。よろしく」
かざね「俺はかざね、よろしく」
りもこん「ていうかかざね」
かざね「どうしたの…ﾑﾆｬ」
りもこん（寝かかってる…）
りもこん「218回脱獄したのって本当？」
かざね「嘘つくわけないじゃん」
りもこん「すご」
かざね「ここから早く逃げないと」
しゅうと「そうだな」
りもこん「多分一番逃げやすいのは、ご飯とかのここから出る時かな？」
かざね「たくさん逃げてるから分かるけど、隠し通路が牢獄にはある」
しゅうと「隠し通路を見つけたらここから出れる？」
かざね「そうだな」
りもこん「みんなで早く逃げるぞ！」
かざね「脱獄大作戦の始まりだ！」