鏡の奥の景色
蒼「・・・・・・・・・朝か」
自室のベッドの上で目を覚ます少女。
彼女の名は[漢字]空条蒼那[/漢字][ふりがな]くうじょうそうな[/ふりがな]。関原学園に通う、至って普通の学生、だった。
”だった”というのは今は違うからだ。
蒼那はベッドから降り、クローゼットを開く。
そこには普段私服として使っている制服風の服があった。ネイビー色のニットの上に紺色のブレザー、黒のミニスカートに黒のタイツ。いつもの蒼那の格好だ。
長い白髪は後頭部の高い位置で一つに束ね、結構余る右の横髪は三つ編みにする。こうすればもう完全に外に出れる格好だ。
だが、まだ準備がある。
デカめのリュックの中に飲み物と財布、あとはお菓子を入れる。そしてブレザーのポケットにスマホをぶち込んだら、
蒼「よしっ、準備OKっと」
蒼那は玄関に行くと、自分の茶色のブーツを手に取り部屋に戻る。
そしてブーツを履き、姿見にその姿を写した。
姿見に手をかざす。すると、姿見が強い光を放った。
手をかざしていた蒼那が鏡に引きずり込まれる。
そのまま、蒼那は一瞬で姿を消したのだった。
自室のベッドの上で目を覚ます少女。
彼女の名は[漢字]空条蒼那[/漢字][ふりがな]くうじょうそうな[/ふりがな]。関原学園に通う、至って普通の学生、だった。
”だった”というのは今は違うからだ。
蒼那はベッドから降り、クローゼットを開く。
そこには普段私服として使っている制服風の服があった。ネイビー色のニットの上に紺色のブレザー、黒のミニスカートに黒のタイツ。いつもの蒼那の格好だ。
長い白髪は後頭部の高い位置で一つに束ね、結構余る右の横髪は三つ編みにする。こうすればもう完全に外に出れる格好だ。
だが、まだ準備がある。
デカめのリュックの中に飲み物と財布、あとはお菓子を入れる。そしてブレザーのポケットにスマホをぶち込んだら、
蒼「よしっ、準備OKっと」
蒼那は玄関に行くと、自分の茶色のブーツを手に取り部屋に戻る。
そしてブーツを履き、姿見にその姿を写した。
姿見に手をかざす。すると、姿見が強い光を放った。
手をかざしていた蒼那が鏡に引きずり込まれる。
そのまま、蒼那は一瞬で姿を消したのだった。
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