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頑張って続けます!楽しくなったら一日に何回も投稿しちゃうのでそのときは「あ、こいつまたいっぱい投稿してんな~」と暖かい目で読んでくださると嬉しいです。

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プロ殺し屋の私でも殺せません!!

#7

この気持ちは?

…………。
(いやいや、なによ!?『私…、この人のことを殺さなきゃいけないのね…。』って!!)
私は、プロの殺し屋で、組織の子供たちを救わなきゃいけなくて…。
「どうしたの?りりあ」
「あっ、えっと…」
慌てて誤魔化すけど、やっぱり怪しまれた。
(これ話したら絶対からかわれる…)
「あ、家ここです。ありがとうございます」
「うん。じゃあね」
「おやすみなさい」
部屋に入ったら、黒薮くんから電話がきた。
(もしかして、追手がきた…?)
「もしもし…どうしました?」
「帰り道、寂しいから話してほしいなって」
「…いいですよ」
「ありがとう」
前の私なら、こんな電話さっさと切ってる。
(私、どうしちゃったのよ…!)
「りりあ、なにか悩んでるの?」
「…いや、別に…」
流石、同業者。察しがいい。
でも、私にも分からないこのモヤモヤした気持ちは、他人には分かるものではない。
「仮にも、付き合ってるんじゃん。悩みくらい聞くよ」
(…優しいな…。)
「…黒薮くんを、いつかは殺さなきゃいけないんですよね。それがいつまでもつかっていう…。」
「…」
返事がない。
(ミュート…笑ってるな…!)
「”殺さなきゃ”って思ってくれてるんだね」
「…!!」
殺さなきゃいけない…確かに、それは殺したくないって思ってることになる。
(でも、そうなんだよね…。)
好きだったのは、優等生の黒薮くんだったとしても、今喋っている黒薮くんが嫌いなわけではない。
「仮の恋人ですし、助けてくれますし……お弁当美味しいですし…。」
「りりあはさ、なんで殺し屋を続けるの?」
「…組織には、小さい子もたくさんいるんです。そういう強制的にやらされてる子がどんどん死んでいく…。それをなくしたい。もっと強くなって、組織を潰そうと思って、今は組織に従っているんですよ」
「…そっか」
これは、絶対に譲れない。
でも、こんなに優しい人を殺すのも、嫌だとは思う。
「じゃあ、殺さなきゃいいじゃん?」
(なにを言ってるの?さっきの話聞いてた?)
「なにを言ってるんですか?さっきの話聞いてました?大丈夫ですか?」
[太字]「多分だけどオブラートに包めてないよ…?」[/太字]
「で、どういうことですか?組織を潰すには貴方を殺して、従わないと…。」
「僕は、ソロでも有名な殺し屋だよ?」
「私たちでも、うちの組織はわりと強いので難しいかと…」
「…味方、候補いるけど…どう?」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

※ダブルクリック(2回タップ)してください

作者メッセージ

最近全然更新してなかったのでまとめて更新です!!
最後の黒薮くんの言葉は…!続編お楽しみに!!

2024/10/04 19:29

みこと ID:≫kpJo3MY4lNspo
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