プロ殺し屋の私でも殺せません!!
クルミは、ボスを慕う少年だ。
(クルミが来ちゃった…)
クルミは私と同期で、私の次に強い。
総合でいうと私の方が上だけれど、戦い方はクルミのほうが厄介なのよね。
「いいわよ。クルミ、相手は私がしてあげる」
お互いに銃口を突きつけ合って、動き始める。
「うわぁ、りりあって結構強いんだな」
「そうだね~。」
「呑気に喋ってるヒマですか!?貴方達、ボスと戦ってるんでしょ!?」
と、彼らのほうを見ると片手でボスの相手をしていた。
(なんか、ボスごめんなさい…?)
「りりあ、よそ見しないでよ?」
クルミは、刀を取り出す。
これが、クルミの厄介な点。
「あっははっ りりあ、ぴょんぴょん跳ねてておもしろいなぁ~」
「クルミ。どうして殺し屋を続けたいの?貴方も死ぬかもしれないのよ」
「ボスには借りがあるからね。返したいんだよ」
(借り…)
そうだ、クルミは拾われてきたんだ。
クルミ 本名、前川胡桃。
親に捨てられたところを、気まぐれでボスが拾って育成。
その結果、立派な殺し屋に育ったと…。
カンッ バンッ カンッ
刀と銃がこすれる。
(そろそろ決着をつけないと…)
「りりあは、どうして辞めたいの?」
「…無理やりやらされてる子供たちを救いたいのよ」
「ふぅん、自分のためじゃなくって?」
(自分のため、か…)
3人で普通に過ごそう、普通の女の子になって、普通の人に恋したい。
「もちろん、自分のためでもあるわよ」
「そっか、じゃあボクのこと倒さなきゃね?」
「クルミは、それで死んでもいいの?」
「…別にいいさ」
切ない表情で、刀を振り回す。
(クルミも救えたらいいのだけれど…)
共同任務も何回か行ったこともある。目的が違うといえど、仲間だ。
(貴方はどうして、そんなに殺し屋に執着するの…?)
(クルミが来ちゃった…)
クルミは私と同期で、私の次に強い。
総合でいうと私の方が上だけれど、戦い方はクルミのほうが厄介なのよね。
「いいわよ。クルミ、相手は私がしてあげる」
お互いに銃口を突きつけ合って、動き始める。
「うわぁ、りりあって結構強いんだな」
「そうだね~。」
「呑気に喋ってるヒマですか!?貴方達、ボスと戦ってるんでしょ!?」
と、彼らのほうを見ると片手でボスの相手をしていた。
(なんか、ボスごめんなさい…?)
「りりあ、よそ見しないでよ?」
クルミは、刀を取り出す。
これが、クルミの厄介な点。
「あっははっ りりあ、ぴょんぴょん跳ねてておもしろいなぁ~」
「クルミ。どうして殺し屋を続けたいの?貴方も死ぬかもしれないのよ」
「ボスには借りがあるからね。返したいんだよ」
(借り…)
そうだ、クルミは拾われてきたんだ。
クルミ 本名、前川胡桃。
親に捨てられたところを、気まぐれでボスが拾って育成。
その結果、立派な殺し屋に育ったと…。
カンッ バンッ カンッ
刀と銃がこすれる。
(そろそろ決着をつけないと…)
「りりあは、どうして辞めたいの?」
「…無理やりやらされてる子供たちを救いたいのよ」
「ふぅん、自分のためじゃなくって?」
(自分のため、か…)
3人で普通に過ごそう、普通の女の子になって、普通の人に恋したい。
「もちろん、自分のためでもあるわよ」
「そっか、じゃあボクのこと倒さなきゃね?」
「クルミは、それで死んでもいいの?」
「…別にいいさ」
切ない表情で、刀を振り回す。
(クルミも救えたらいいのだけれど…)
共同任務も何回か行ったこともある。目的が違うといえど、仲間だ。
(貴方はどうして、そんなに殺し屋に執着するの…?)
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