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頑張って続けます!楽しくなったら一日に何回も投稿しちゃうのでそのときは「あ、こいつまたいっぱい投稿してんな~」と暖かい目で読んでくださると嬉しいです。

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プロ殺し屋の私でも殺せません!!

#12

2人の共同任務

お昼休み、私はいつものように屋上に向かう。
「あら、ランだけ?」
ランが、むすっとした顔で日陰に座っていた。
「まだ来てねーよ」
「そう。私は職員室の用事を済ませてから来たから、てっきり最後かと…」
そのまま、2人して黙り込む。
(…なんか、気まずい…)
幼馴染みだけど、クラスも離れた。
小学生のときみたいには、いかないのね。
(ちょっと、寂しい…)
「なぁ、りりあって墨とは[下線]『契約上の恋人』[/下線]なんだよな?」
急に顔を近づけて、そう聞かれる。
「え、えぇ…そうよ」
どうして、急にそんなこと…
「組織を潰せば、その利害の一致もなくなるだろ?本当の恋人じゃないなら俺、………」
ランが、途中で言葉を止めた。
「最後まで言ってくれないかしら…?気になるのだけれど」
「別に、もういいよ」
(なんなのよ…)
ランが顔をそむけたところで、[太字]す、すすす墨くん[/太字]が来た。
「よぉ、墨」
「ごめん、遅れちゃった。はい、りりあ」
そういって、爽やかな笑顔でお弁当を渡してくれた。
「あ、ありがとう…墨、くん…」
「うん」
墨くんはめちゃくちゃ嬉しそう。横でなぜかランがもだえていた。
(今日、本当にどうしたのかしら…)
「今日、俺ら2人で共同任務があってよ」
「前、墨くんからも聞いたわ」
私が「墨くん」と照れながら言うたびに、ランが矢が突き刺さったかのように倒れる。その様子を、墨くんが面白がってる。
「…はぁ、それで敵側のヤツが、りりあの組織に恨みがあるそうで?」
「それは、もしや…」
「今日の任務は敵ムーブして、組織を潰すときは協力してくれるってよ!」
「まぁ、本当?」
(仲間が増えるのね…!でも、うちの組織が嫌われてる…複雑だわ!!)
「お名前は?」
「知らね。」
ランが冷たく言い放つ。
「でも、その人以外もいるのでしょう?」
「そうだね」
(2人で大丈夫かしら…)
「大丈夫だよ、墨がいれば瞬殺だって」
「ランくん、君も働いてくれる?」
この2人、意外と馬が合うのかも。
「まぁ、共同任務だ。お互いの実力を確かめるいい機会だよね」
「頑張ってね。2人とも」
「うん」 「あぁ」
[大文字]「なにかあったらすぐに呼んで。5秒で行くわ」[/大文字]
「はは、頼りになるな」
「んじゃ、まじで困ったらよろしくな」
予鈴が鳴って、今日の会議は終了。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

※ダブルクリック(2回タップ)してください

作者メッセージ

3人の絡みめちゃくちゃ楽しいっ!!!
ランは一体なにを言おうとしてたのか…?
投稿2日できてなかったので3連休にたくさん投稿する予定です!
お楽しみに~っ!!!

2024/10/12 09:07

みこと ID:≫kpJo3MY4lNspo
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