は?普通、男が少女役やらないだろッッッッッッ???
俺は立ち尽くしていると多分ぶつかってきた相手が来た。その人はザ・お嬢様系的な感じで………見た目がすごい個性的な人だな。確か名前は……………美森 莉愛だった気がする。
「さっきぶつかってしまってごめんあそばせ」
彼女はゆっくりと近づき、そう口元に軽く手を添えて少し微笑み言った。
(霧真)「いや、大丈夫です」
俺はファーストキスが奪われた気持ちから無理矢理笑顔を作り、その場から離れようとした。
………なんだか嫌な予感がするからな!………………俺、転校してから誰かとぶつかること多いよな。眼科に行った方がいいのかもしれない。
[水平線]
NO side
霧真にぶつかった相手____莉愛は口元に手を当てながらにっこり…………いいや、ニヤニヤしていた。
実は彼女はぶつかった後、すぐに後ろを向いて相手が怪我していないか見ようとしたら、霧真と流夢の唇が重なっているのを偶然見たのだ。そして今現在、素顔を隠しながらまるで美味しそうな食事を食べたかのような満足感に浸っている。
(とてもいいものが見れましたわ)
そう、彼女の素顔は[太字][下線][太字]重度の腐女子[/太字][/下線][/太字]だったのだ。
上品な笑みを浮かべてあの2人を絶対にくっつけさせるという熱い想いを誰もわからないだろう。
莉愛は上機嫌な様子を隠して毛先まで巻いたロングヘアを微かに揺らしながら廊下を歩いていった。
「さっきぶつかってしまってごめんあそばせ」
彼女はゆっくりと近づき、そう口元に軽く手を添えて少し微笑み言った。
(霧真)「いや、大丈夫です」
俺はファーストキスが奪われた気持ちから無理矢理笑顔を作り、その場から離れようとした。
………なんだか嫌な予感がするからな!………………俺、転校してから誰かとぶつかること多いよな。眼科に行った方がいいのかもしれない。
[水平線]
NO side
霧真にぶつかった相手____莉愛は口元に手を当てながらにっこり…………いいや、ニヤニヤしていた。
実は彼女はぶつかった後、すぐに後ろを向いて相手が怪我していないか見ようとしたら、霧真と流夢の唇が重なっているのを偶然見たのだ。そして今現在、素顔を隠しながらまるで美味しそうな食事を食べたかのような満足感に浸っている。
(とてもいいものが見れましたわ)
そう、彼女の素顔は[太字][下線][太字]重度の腐女子[/太字][/下線][/太字]だったのだ。
上品な笑みを浮かべてあの2人を絶対にくっつけさせるという熱い想いを誰もわからないだろう。
莉愛は上機嫌な様子を隠して毛先まで巻いたロングヘアを微かに揺らしながら廊下を歩いていった。