久しぶりに家に帰ってきた。
俺はソファに座る。アイツは料理を………………は、料理ｯｯ？？[大文字]料理させるとキッチンを爆発するやつが料理？？？[/大文字]
急いでキッチンを見ると、卵をバットで割ろうとしていた。

（霧真）[太字][大文字][太字][大文字]「あーーーーｯｯｯ！！！！！！何やってるんだよ！！！」[/大文字][/太字][/大文字][/太字]

俺はキッチンに行くと流夢がバットを思いっきり後ろに振っていた。

（流夢）「え？スイカ割りみたいに割るんじゃないの〜？」

（霧真）「バットで割ったら飛び散るだろ！！」

スイカ割りと卵を割るのは規模が絶対違う。アイツはバットを床に置き





[太字]手刀で割ろうとしていた。[/太字]

（霧真）[太字][大文字]「それも違うｯ！！」[/大文字][/太字]

俺はアイツから卵を奪う。

（霧真）「こうやって割るんだよ！」

卵の殻が入らないように器に入るよう割るとキラキラした目で見てきた。

（流夢）「へぇ〜、初めて知った〜」

　[太字]マジか、コイツ。[/太字]
卵を普通の割り方で割ったことがない人を見つけてしまった。

（霧真）「ところで、何の料理を作ろうとしていたんだ？」

（流夢）「なんか入れとけば美味しくなるかな〜って思って〜」

コイツが料理ができないのはこれが原因か。

[太字][下線][中央寄せ]『なんか入れとけば美味しくなる論』[/中央寄せ][/下線][/太字]

…………………………うん、
絶ｯｯｯｯｯｯ対に料理させないようにしないとな。