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たとえすべてが嘘だとしても。

#4

「幸いと再会」

彼が完全に去っていった後、私は体の力が緩んだ気がした。きっと、無意識のうちに全身力んでいたんだと思う。緩むと同時に、私は自然とため息を吐いた。
「はぁー…。どっと疲れた」
疲れすぎて、今日外に出なければよかった、とも考えてしまう。だが、過ぎた事を悔やんでもしょうがない。
「あー…。すごくお腹が空いちゃったよ」
ここまで来てしまったのだから、何かご飯を食べて帰ろう。久しぶりの外食、心なしか、少しばかり胸が躍った。
「えっと、飲食店無いから…もうちょっと歩いてみよう!」

[水平線]
シブヤの街をぶらぶら歩き始めて、もう数分。私のちょっとした勘は当たっていたみたいで、今は飲食店や喫茶店が並ぶ場所に辿り着いた。
「い、色々ありすぎて分からないな…」
とりあえずここまで来たのは良い。しかし、あまりにも店が多すぎて、さっき既に疲れた私の頭はさらに混乱する。
何か、今のパンク寸前な脳を癒やしてくれる物はないだろうか。少しばかり考えてみる。意外と、それはすぐに分かった。
「[漢字]珈琲[/漢字][ふりがな]コーヒー[/ふりがな]…ありそうな所に入ろう」
常日頃から珈琲を嗜んでいる私は、それがありそうな喫茶店などに狙いを定める事とした。
「うーん、どこだろう」
まぁ、珈琲がありそうと言っても、店がかなり絞れるという事は無いのだが。珈琲なんて、大体の店にはドリンクとして存在している。
「折角だし、チェーン店じゃ無い所がいいなー……」
人通りが多いシブヤで、私は立ち止まりながら悩んだ。色々な店が目に映って、そろそろ決めなければと感じたその時。
「どうし………。あれ?」
衝撃だった。
刹那、私の目の中に入ってきたのは、ひとつの喫茶店の席で本を読んでいる――先程の青年だったのだから。

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作者メッセージ

この話を書くために、夢野先生行きつけの喫茶店がなんなのか調べてみたんですが、作品に店名ってまだ出てなかったんですっけ…。すっごい記憶がない。代わりにモチーフになったであろうお店の情報が出てきたんですけど、めっちゃお洒落な純喫茶でした。いつか行ってみたいですね。


そういえば、この小説ではまだ夢主の名前や苗字を使ってませんね。次回、次回は夢野先生と自己紹介しあう話になる予定なので、その時にです。

2024/09/11 20:54

夢野 シオン@水野志恩SS ID:≫7tLEh4qnMjetA
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