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最も醜い化け物の英雄奮闘記

#5

第4話『YESかNOか』

「お前がミラージュに入る事についてだ」

秋雅がそう言うと、そのテーブルに緊張感が走る。

「単刀直入に言うと、お前の潜在能力の高さを知るミラージュのトップの1人が上層部の人間にミラージュに入るように伝えたんだ、」
『私の潜在能力……ですか』
「そうそう、うちの上層部は結構勝手だから人の意見無しに色々進めるから…もう反抗するのを諦めた方がいいよ」

リィズの上層部情報を聞いて、顔が引き攣ってしまう。
自分は入らないといけないと、いう雰囲気になってくる。

『わ、私、無理ですよ。ミラージュに入るなんて……能力なんて上手く扱えないですし、』

俯いて遠回しに、入らないと伝えると秋雅が口を広げる。

「確かに能力が使えないのミラージュの隊員として致命的だが…」
『で、ですよね』
「うちは無能力者でも、活動している人だっているんだそこは問題無い」
「まあ、おれはバリバリ能力使うけどね!」

秋雅の話に、入らなくてもいいという期待がねじ伏せられる。

(やっぱりこれは、入らないといけないのか…[下線]能力は使いたくないのに[/下線])

秋雅とリィズは彗月が、YESと言うのを待っているが、彗月は答えを言うのに渋っている。

頭の中で様々な思考を回し、彗月は一つの答えに辿り着く。
答えを言う前に、荒れている心を沈める為にコーヒーを一口飲む。
そして、彗月は口を開く。

『わ、私は』

彗月が下した決断は_____

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作者メッセージ

彗月ちゃんの決断はいかに!?
(あとがきで話すネタがなくなってきている作者のあとがきです)

2024/09/11 17:53

ボタン伯爵 ID:≫.pqX4IR2bP03k
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