文字サイズ変更

最も醜い化け物の英雄奮闘記

#2

第1話『英雄の始まり』

薄暗い部屋の中、パソコンのキーボード音が響き渡る。
パソコンの前にいるのは、本作の主人公『[漢字]要彗月[/漢字][ふりがな]かなめはづき[/ふりがな]』だった。
その紫と緑のオッドアイには、パソコンの画面が映り込んでいた。

彗月は、パソコンに目を離すために真っ暗な天井を見上げ、額に手を当たる。
まるで2トンありそうな重い瞼を擦り、パソコンに向き合う。

『私、何やっているんだろう?』

自分の毎日に呪文のように言う言葉を発する。
パソコンに一つ興味深い記事が目に止まる。

【ミラージュの若き天才『[漢字]真白秋雅[/漢字][ふりがな]ましろしゅうが[/ふりがな]』またもやB級スカーを討伐!】

[スカー]
それは、世界に蔓延る人喰い化け物だ。
それを討伐するのが「ミラージュ」と呼ばれる組織だ。

彗月は記事を一通り見ると、大きなため息をつく。
数歳しか変わらない人が、世界の歯車として活躍しているのに、自分は外との交流を遮断していた。
今の現状に情けなく感じてしまう。

『私には、関係ないしね……住む世界が違うもの』

諦めた瞳で、その記事を閉じるとベットに倒れ込むようにその身を任せる。
そして、無理やり開けてた瞼を休めるように閉じる。




数日後、彗月の元に記事の青年が訪れる。
その青年は、

「お前を今日からミラージュに入ってもらう」
『……え?』

※ダブルクリック(2回タップ)してください

作者メッセージ

本編です!

2024/09/11 17:43

ボタン伯爵 ID:≫.pqX4IR2bP03k
続きを執筆
小説を編集
/ 11

コメント
[8]

小説通報フォーム

お名前
(任意)
Mailアドレス
(任意)

※入力した場合は確認メールが自動返信されます
違反の種類 ※必須 ※ご自分の小説の削除依頼はできません。
違反内容、削除を依頼したい理由など※必須

※できるだけ具体的に記入してください。
特に盗作投稿については、どういった部分が元作品と類似しているかを具体的にお伝え下さい。

《記入例》
・3ページ目の『~~』という箇所に、禁止されているグロ描写が含まれていました
・「〇〇」という作品の盗作と思われます。登場人物の名前を変えているだけで●●というストーリーや××という設定が同じ
…等

備考欄
※伝言などありましたらこちらへ記入
メールフォーム規約」に同意して送信しますか?※必須
小説のタイトル
小説のURL