コナンが目を覚ましてから1時間。
ずっとしていた身体検査が終わり、ようやくちゃんと蘭と話せるようになった。
「大丈夫？コナン君」
「、、、、、。」
「コナン君？」
「ハッなに？」
「大丈夫？って」
「あ、う、うん！」
その様子が嘘らしくて本心を読み取ろうと蘭はコナンの顔を覗き込んだ
「ジ〜👀」
「な、　なに？蘭姉ちゃん」
「(ダメだわ、、わからない、、、)」
「？」
コナンの顔、というより目はなんの感情も表れていなかった。強いていうなら蘭に覗きこ込まれて戸惑っているだけであった。
「う〜ん、、」
「あ、あのさ、、ちょっと喉が渇いたから水をもらえないかな、、？」
「あっそっか！ずっと飲んでないもんね！持ってくるよ！」
「う、うん、、。ごめんね、、、？」
「全然いいよ！持ってくるね！」
「う、うん、、、。[小文字]本当にごめんな[/小文字]、、、。」
その小さなつぶやきはコナンが目を覚ました喜びでいっぱいだった蘭には聞こえなかった、、。