恋だと言えなくても 。
[明朝体]
谷地sids
部活の時間になって
●●ちゃんと2人きりでスポドリを作っていたときに、
私は興味本位で●●ちゃんに質問をした。
谷地「●●ちゃんは日向のどこが好きなの?」
ただの純粋な質問だった。
私は ●●ちゃんに勝てるところなんてほとんどないけど、
日向への気持ちなら誰にも負ける気はしなかったから。
「え、好きなところ??」
でもまさか、あんな答えが返ってくるとは思わなかった。
「んー。まず私、翔陽のこと好きじゃないから分かんないんだよね」
谷地「………え?」
予想外の答えに、私は声を出してしまっていた。
谷地「ひ、日向のこと好きだから付き合ったんじゃないの...、?」
●●ちゃんがそんなこと言うはずないって思ってた。
聞き間違いって思いたかった。
けど、
「………えw」
「仁花ちゃん、まさか私が本気で翔陽が好きだって思ってたの?w」
今までの●●ちゃんの理想像が崩れていってるような気がした。
「そんなわけないじゃんw」
なんでこんな人が日向の彼女なのかって思った。
谷地「日向は本当に●●ちゃんが好きなんだよッ...?!」
谷地「なのにそんな考えで付き合うとか、あんまりだよ!!」
「...仁花ちゃんってさ、翔陽が好きだからそんなこと言ってくるの?」
ビクッと身体を震わせたのが自分でもわかった。
谷地「ち、ちがっ」
「違わないでしょ。」
●●ちゃんは私の言葉を遮る。
「だって仁花ちゃん、私が翔陽と一緒にいるときはいつも私の方を見てくるじゃん。」
谷地「ぁ、」
「それに、私が来ると翔陽は真っ先に私のところに来ていたから嫉妬していたよね」
谷地「…っ」
図星だった。
だって、本当に日向が好きだったから。
[水平線]
日向「谷地さん聞いて!!」
[水平線]
そんな太陽のような笑顔で私を呼んでくれる日向が
とっても眩しくて、優しくて、光をくれて。
そんな日向を好きになるのに、時間はかからなかった。
「そんなに自分を愛してくれる仁花ちゃんがいながら翔陽は私が好きって…」
「──…翔陽、どんだけ馬鹿なの?w」
谷地「___!!!」
日向を馬鹿にする●●ちゃんに怒りを感じた私は
[太字]バチンッ[/太字]
無意識に、●●ちゃんの頬を叩いていた。
でも叩いた瞬間、
●●ちゃんは私を見て
______一瞬、[太字]薄気味悪く笑った 。[/太字]
[/明朝体]
谷地sids
部活の時間になって
●●ちゃんと2人きりでスポドリを作っていたときに、
私は興味本位で●●ちゃんに質問をした。
谷地「●●ちゃんは日向のどこが好きなの?」
ただの純粋な質問だった。
私は ●●ちゃんに勝てるところなんてほとんどないけど、
日向への気持ちなら誰にも負ける気はしなかったから。
「え、好きなところ??」
でもまさか、あんな答えが返ってくるとは思わなかった。
「んー。まず私、翔陽のこと好きじゃないから分かんないんだよね」
谷地「………え?」
予想外の答えに、私は声を出してしまっていた。
谷地「ひ、日向のこと好きだから付き合ったんじゃないの...、?」
●●ちゃんがそんなこと言うはずないって思ってた。
聞き間違いって思いたかった。
けど、
「………えw」
「仁花ちゃん、まさか私が本気で翔陽が好きだって思ってたの?w」
今までの●●ちゃんの理想像が崩れていってるような気がした。
「そんなわけないじゃんw」
なんでこんな人が日向の彼女なのかって思った。
谷地「日向は本当に●●ちゃんが好きなんだよッ...?!」
谷地「なのにそんな考えで付き合うとか、あんまりだよ!!」
「...仁花ちゃんってさ、翔陽が好きだからそんなこと言ってくるの?」
ビクッと身体を震わせたのが自分でもわかった。
谷地「ち、ちがっ」
「違わないでしょ。」
●●ちゃんは私の言葉を遮る。
「だって仁花ちゃん、私が翔陽と一緒にいるときはいつも私の方を見てくるじゃん。」
谷地「ぁ、」
「それに、私が来ると翔陽は真っ先に私のところに来ていたから嫉妬していたよね」
谷地「…っ」
図星だった。
だって、本当に日向が好きだったから。
[水平線]
日向「谷地さん聞いて!!」
[水平線]
そんな太陽のような笑顔で私を呼んでくれる日向が
とっても眩しくて、優しくて、光をくれて。
そんな日向を好きになるのに、時間はかからなかった。
「そんなに自分を愛してくれる仁花ちゃんがいながら翔陽は私が好きって…」
「──…翔陽、どんだけ馬鹿なの?w」
谷地「___!!!」
日向を馬鹿にする●●ちゃんに怒りを感じた私は
[太字]バチンッ[/太字]
無意識に、●●ちゃんの頬を叩いていた。
でも叩いた瞬間、
●●ちゃんは私を見て
______一瞬、[太字]薄気味悪く笑った 。[/太字]
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