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ありのままの私で恋がしたかった。

#3

好きな人の彼女

[明朝体]

谷地sids


私の好きな人には彼女がいる。

日向「●●ーっ!!!」

「翔陽うるさーい」

日向「ごめん!!」


谷地「………」


日向の彼女は、私と同じ男子バレー部マネージャーの有栖●●ちゃん。

●●ちゃんは可愛くて性格もいいからモテる。


影山「●●。ちょっといいか」

「あれ、飛雄じゃん。どうしたの?」

月島「●●、ここの問題なんだけど...」

「あ、そこはね〜」

山口「●●ちゃん!俺もここの問題を教えてほしい!!」

「いいよ〜」

日向「お前ら!!!●●は俺の彼女なんだからな?!」

日向に嫉妬される●●ちゃんが羨ましいだなんても思う。

影山「…?知ってるぞ?」

月島「チビは器も小さいんだネw」

山口「ツッキー上手い!!」

日向「なんだとぉぉぉ?!?!」

「翔陽うるさい」

日向「ハイ!!!」

影山(犬みたいだな)

月島(犬だネ)

山口(犬だ...)

谷地(犬っぽい...!!)

「ん。いい子だね」

日向「...!へへっ!![小文字]///[/小文字]」


谷地「………」

ズルい。ズルいよ、●●ちゃん。

私の欲しいものはみーんな●●ちゃんが持ってる。

そんな●●ちゃんが時々、羨ましいとも憎らしいとも思っちゃう。



──…でも、

「あ、仁花ちゃーん」

谷地「どうかした、?」

「今日さー、一緒にタピりに行かなーい?」

そんな私に優しくしてくれる●●ちゃんだからこそ

好きにもなれないし、嫌いにもなれない。










...そう、思ってた。


[/明朝体]

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2024/09/02 21:57

雪月華りゆる@SS専用 ID:≫95W8biv8iH20g
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