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フィクションです
一部グロ

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ちょいとおかしい病院の話

#3

侵入者

初日から1週間後

『あの、、クロさん』

クロ)ん?なんだい?

『私ってこの病院を散歩してもいいんですか?』

クロ)いいよーいろいろな病気を持った子たちがいるからねーコミュニケーションも大事にしてほしいからね。病室にも入っていいよ

クロ)あ、でも「[下線]重篤患者室[/下線]」って書いてる病室には入らないでね

『分かりました!ありがとうございます!!行ってきまーす!』

クロ)元気だねえ





『…』(どこにいこっかなあ)

『あ、[太字][漢字]頭科[/漢字][ふりがな]あたまか[/ふりがな][/太字]?』

『ちょっと入ってみよう』

ガラガラ…

『し、失礼します…』

『おわ…』

???)だれ?

???)…!

[太字]その頭科入院室には、頭がブラウン管テレビになっている人と頭がない人がいた。[/太字]

『わ、わあ…』

???)誰ですかー?

『あ、わ、私はユスリカって言います…最近入院した音科の患者です…』

???)はへー、あ、クロさんが言ってたのって君かあ

ヨッカ)初めましてー![太字]異頭病のヨッカ[/太字]でーす

『い、異頭病?』

ヨッカ)そそ、見ての通り頭がブラウン管になっちゃってさーマジウケるよねw

ヨッカ)でもこれはこれで映えるんじゃね⁉って思いながら生きてまーす

『ここはポジティブな人しかいないですか』

ヨッカ)ポジティブじゃなきゃ向き合えないってばよ

『そうですね…』

ヨッカ)敬語じゃなくていいよー!!馴れ馴れしくいこーぜー

『う、うん!』

『あと、横にいる人は…?』

ヨッカ)あーこの子はねえ、[太字]無頭病のルルだーよ[/太字]

ルル)… 

ヨッカ)見ての通り頭の部分がないから耳は聞こえない、目は見えない、咀嚼もできないんだよー

『じゃあどうやって会話するの?』

ルル)すっ(手を出す)

『?』

ヨッカ)ルルと会話するときはね、ルルの手に自分の手で文字を書いて伝えるんだよん

『そうゆうことですか』

『(初めまして、ユスリカって言います。よろしくお願いします)』ルルの手に書く

ルル)(お初にお目にかかります、ルルです。よろしく)ユスリカの手に書く

ヨッカ)そうそうその感じ―!

ルル)(不気味に思うかもだけどごめんね)

『(いえいえ!大丈夫です!)』

『(そういえば、頭ないですけどどうやって食事するんです?)』

ルル)(栄養の点滴を使うか、首のとこにズブッとチューブ入れて食べるよ)

『(すご!)』

『ヨッカさんも点滴とかで食べるんですか?』

ヨッカ)ん、いや?私はこのビデオ入れるとこが口だからそこにご飯突っ込んで食ってるよ

『口そこだったの⁉』

ヨッカ)うん

ヨッカ)まあ、食べるためだけのとこって感じだけどね

『わ、わあ』

ヨッカ)そうゆうもんだよ

『ありがとうございました!』

『じゃあ、私は散歩に戻りますね!』

ヨッカ)マジい?

ヨッカ)じゃあねえ

ルル)フリフリ(手を振る)

バタン…

『さてさて、次はどこいこっかなあ』





病院の入り口付近

『入口まで来てみたけど誰もいないなあ』

バコオオオン!!

『!!』

『だ、だれ⁉』

「おうおうおうおう!なんだあ⁉誰もいねえじゃあねえか!!」

「お!!んなとこに病人がいるなあ!!!」

『うぇえ‼私!!???』

「おめえだ!!」

『ちょちょっと待ってください!!何する気ですか!!』

「攫って売り飛ばすに決まってるだろ!!!!」

『はあ!!!???』

『だ、誰か―!!たすけt

???)スッ(どこからか現れる)

「⁉」

???)ヒュンっ!(飛び上がる))

???)グルルルルルル!!!(「」の頭に包帯をぐるぐる巻きにまく)

「!!??」

「はっ!はっぷはっぷ…」

???)ギュウゥゥ…(強く締める)

「はあ!はあ!はがあ!はふ!はふ…」

「バタン…」(倒れる)

???)ふう…

???)タタタタタタ!

『⁉』

???)おい!なんでここにいるんだよ!!

『え、ちょ、ちょっと待ってください!!』

『まず名を名乗ってください!!』

???)あ⁉ああ、俺は[太字]シロ[/太字]だ!!

『し、シロさん!とりあえずお礼させてください!さっきはありがとうございました!!!』

シロ)どういたしまして!!で、なんでここにいるんだよ!!

『さ、散歩してたらここに…』

シロ)さ、散歩…もしかして、声夢病のユスリカか?

『え、はい、何で知ってるんです…?』

シロ)そりゃあ俺[太字]看護長[/太字]だからな

『あ!そうなんですか』

『で、あの人は何なんですか!攫って売るって言ってましたけど…』

シロ)ここじゃ危険だからその話は別の部屋でするからついてこい!!

『は、はい…』





看護長室

シロ)ここなら安全だ

『じゃあ話してください!』

シロ)わかったわかった

シロ)あいつ、、いや、あいつらはなお前らのような珍しい子供を攫って売り飛ばすためにここ、リンゴ病院に来たのさ

『そんなに私ら高く売れるんですか?』

シロ)高い高い!!億とか普通にするしな

『やばあ』

シロ)ここにはそんな珍しい奇病といわれる病気を持つ子供がたくさんいるからな、毎日何人も来る

『でも、退治するときの物音とか今まで何にも聞いたことありませんでしたよ?』

シロ)俺ができるだけ静かに、丁寧に、素早くやってるからな

『尊敬デス』

シロ)看護長という名の戦闘員だよ…

『でも、患者を診て回ったりもするんですよね?』

シロ)もちろんだ

『クロさんより忙しくないですか?』

シロ)ん~、どうだろうな…俺は一応楽しんでやってるし

シロ)クロはクロで仕事があるからな

『例えばなんです?』

シロ)あー例えば…見回りや事務作業…それと…k

ビビビ、ビビビ!!!

シロ)あ!すまん、ナースコールだ!

シロ)この話はまた今度だ!じゃあな!…あ、自分の病室に戻れよ⁉

『え、はい』

だだだだだだだだ…

『忙しいなあ…』





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作者メッセージ

はいこんちゃ
書いてて楽しいわあ…私の全部の小説もだけどもね
では

2024/09/07 16:28

一月 ID:≫0puYNoFb7Iu8c
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