クソ上司にたたき続けられる日々。
最近、晃成さんのことが頭から離れない。
あの唇を抑えてくれた瞬間は私の人生で一番・・・ドキドキした瞬間といっても過言ではないだろう。
終電にのってお風呂に急いで入って明日の会議の支度をする。
「ピコーン」
振り向くとスマホが鳴っていた。どうせ会議とかの話だろうと思いながら
パスワードを打つ。そこには私にとって最高のいｔ・・・二番目の人からの
メールだった。
[明朝体]「今日のＳＮＳで推しのライブがあるんだって！！ねね!一緒にいこー！
しかも2人ペアのだったらお得になるし専用の席まであるんだって！」[/明朝体]
目頭が熱くなる。心が跳ね上がっている。なんでこんなに素直なんだろう。
すぐに泣いちゃって、うれし泣きしちゃうんだろう。
やっぱり推しよりも晃成さんのほうが好き、大好き・・・
[大文字][太字]あまやかされてもらいたい[/太字][/大文字]
「にゃーお」
「あぁ、起きちゃったか。ごめんね、すぐ終わるから」
そういいながら猫の背中をなでる。
いつか私もこんな猫のようになりたい、明日ショッピングモールに行って服を買わないとな