ついに今日が来た！！
RABBIT🐰に奢ってもらう日が！！
何をおごってもらうか考えているとあっという間に待ち合わせ場所の駅のホームについた。
「よーし着いたぁ～」
[大文字][明朝体]「あれ、負けちゃった」[/明朝体][/大文字]
声のほうを見てみるとスラっとした男性が立っていた。
「え、え、え？ら、RABBIT🐰・・・さん？」
[明朝体]「うん。そうだよ？」[/明朝体]
えぇーーーー！？！？
声が透き通っていて顔もよく見るとすごいイケメンでまさに推しの想像像そのままだった。
[明朝体]「えっと、LILACちゃんであってる？」[/明朝体]
「は、はひ・・・」
緊張しすぎて変な声出ちゃった・・・！！
あわてて手で口元を隠す。
するとRABBIT🐰さんはふふっと笑ってくれた。
[明朝体]「そういえばお店決めてないよね」[/明朝体]
「は、はい」
[明朝体]「どこ行きたい？」[/明朝体]
ちょっとまって、ムリだよこれ。
こんなに見た目がイケメンなのに性格もイケメンじゃん！！
こんな人間がイケメンとご飯食べていいんですか・・・！！
「RABBIT🐰さんは行きたいところある？」
[明朝体]「じゃあ静かなところで話したいからあそこいこっかな。着いてきて」[/明朝体]
少し歩くと路地のほうにきておしゃれそうなお店に入る。
「あれ？また来たの？しかもかわいい女の子連れてきちゃって！ナンパしたんじゃないのよね？」
[明朝体]「ぼくがナンパするわけないじゃん、ちなみに個室の空いてる？」[/明朝体]
「ちょうど2人用のやつ一室だけ空いてるよ。行ってきな」
[明朝体]「オッケー、ありがと」[/明朝体]
なんかおしゃれなおばさんとタメ口で喋ってるってことはよく来るお店なのかな？
階段で４階ぐらいまで行くときれいなお姉さんが個室を案内してくれた。
「ではごゆっくりどうぞ」
ガチャン
扉が閉まって2人だけ、個室初めてだなぁ・・・
[明朝体]「ねね、まず自己紹介しない？」[/明朝体]
「あ、うん！」
[明朝体]「じゃあ僕からね。僕の名前は[漢字]水野　晃成[/漢字][ふりがな]みずの　こうせい[/ふりがな]だよ。じゃあLILACちゃんは？」[/明朝体]
「私の名前は清水　璃琉です。」
[明朝体]「じゃあ璃琉ちゃんって呼んでいい？」[/明朝体]
「はい！じゃあ私は水野さんでいいですか？」
[明朝体]「そんな遠慮しなくていいんだよ！晃成でいいよ」[/明朝体]
「じゃあ晃成さんでお願いします！」
[明朝体]「オッケー」[/明朝体]
そうしてずっと推し活についてや最近あった出来事のついてずっと喋っていた。