「ブイちゃんがいってたのなんだったんだろ…」
次の日、僕はずっと昨日のブイちゃんの言ったことはなにか考えていた。
「誕生日かな…たしかに間に合うかわかんないし…」
きっと言いづらかったんだな。僕はしっかり理解した。
[小文字][太字] ゴソゴソッッッ[/太字][/小文字]
「あれ、なんの音だろう…ブイちゃんの部屋から？」
今はブイちゃんいないはずなのになんでだろう。
「他のブイズたちもお見舞いや買い物に行ってるはずなのに…」
僕は不安になりながらもブイちゃんの部屋に行ってみることにした。
「お、おじゃましまーす…」
[太字][斜体]キキイィー…[/斜体][/太字]
ドアの音が鳴った。そのときだった。
「[太字][大文字] わぁっっっっっっ！？！[/大文字][/太字]」
なんとそこに居たのはいたずら好きで有名(？)(ブイちゃんから聞いた)のミネズミだった。
「逃げちゃった。びっくりした…」
安心してもどろうとしたとき、ふとミネズミがいた場所に落ちている紙が目に入った。
「なんだろうこれ…ミネズミの落とし物かな…」
そう思いながら拾い上げた。
「ち、地図だ…」
開いてみよう…ごめんなさいっ…。
開いてみるとなにかのありかが示されていた。
「なにのだろう…」
僕はしばらく考えた後、そこに行ってみることに決めた。
「今日は遅くまでブイちゃんたち帰ってこないし、行ってみよう！」
支度をした後、僕は家の扉を開けたーー。