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これはポケモンに転生する話です。

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あの日出会った君と僕

#12

秘密基地

[大文字]キーンコーンカーンコーン[/大文字]
「よしっ今日の授業終わり!また明日!」
「「さよならーー」」
学校が終わって、いつもみたいにブイちゃんと話ながら家に帰る時間になった。
「今日も楽しかったね〜」
「だねぇ〜」
「図工の動物作るやつちょっと難しかったねー」
「わかる!僕は犬作ったんだけど耳難しすぎて途中で諦めかけちゃった」
「ふふふっ」
[小文字]ザザザザー…[/小文字]
「あっ」
「雨だ」
雨…あの日以来降ってなかったな。
「どうする?傘持ってないし…」
「最近この近くに穴を見つけたの。そこで雨宿りしよう」
「う、うん!」
僕達は急いでその穴の場所に行った。
「ついた!」「おぉ!」
その穴は思っていた以上に広く、結構明るかった。
なんだか秘密基地みたいでワクワクする。
「秘密基地みたいだね!」
「だよね!」
「そうだ、この穴の中を探検しようよ!」
僕がブイちゃんに提案した。
「雨もまだ降りそうだし…そうしよう!」
それから穴の奥に歩き始めた。
「あれっ?なんかこれ机みたい!」
「ここも!ここも棚みたいな形になってる!」
穴の中は住めるような形になっていた。誰かが作ったのかな。
「ねーねー」
ふとブイちゃんが声をだす。
「ここ二人だけの秘密基地にしようよ!」
「うん!そうしよう!」
僕が元気よく答える。
「じゃあ、合言葉を決めようよ」
「合言葉???」
ブイちゃんが訪ねてきた。
「秘密基地と言ったら合言葉でしょ!」
「確かに!!w」
「なににする?」
「うーん…」
ブイちゃんは少し間を開けてからいった。
「幸輝にしようよ!」
「なにそれ。てかなんでそんなのにするの?」
不思議に思い訪ねた。幸輝って、、どこかで似たようなのを聞いたことあるような…。
「幸せの輝き的なやつ!なんかいいでしょ!」
「まぁ意味はいいけど…」
やっぱり僕はしっくりこなかった。
「え〜お願い〜🥺」
うるうる眼差しをむけて頼んでくる。こんなんじゃ断れないよ…。
「うん。じゃあこれにしよう」
「やった!ありがとう!」
ブイちゃんは嬉しそうにはしゃいだ。楽しそうでなによりだ。
「あっ!ちょうど雨も止んでる!」
「ほんとだ、じゃあ帰ろうか、」
「うん!」
こうして今日も仲良く家に帰った。

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作者メッセージ

読んでくださってる皆様ありがとうございます!結構長くなっちゃってすみません💦

2024/09/01 18:00

ねこ麺 ID:≫2tBWKz4S.Uek.
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