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私、ただの一般人なんですけど。

#5

#4

『そんなの・・・記憶を消す以外に選ぶ人います?』
宇「さあ?私はスカウトとかしたことなかったから知らないわ。でも、アンタがどっちを選んでもそれを尊重する。手荒なことはしたくないもの」
”[漢字]奇獣[/漢字][ふりがな]キメラ[/ふりがな]”と戦う・・・・・・恐らくだけど命懸けなんだろうな。
宇「国からはお給金貰えるし、意外と稼げるわよ?ま、死んじゃったりもあるんだけど」
『やっぱりですよね・・・・・・もし、入隊すると言ったら?』
宇「そうねー・・・アタシの時は入隊テストを受けたわ」
『テスト?』
宇「入隊希望者は4ヵ月後に行われる入隊テストに受からないと入れないのよ。落ちた人は記憶を消されて元の生活に元通りってこと。興味本位で受けない方がいいわよ、結構刺激的だから」
頬杖をついてそう言った霧さん。
急にこんな話されたっても困るよ、だってさっきまで何も知らなかった一般人だよ?こんな展開は望んでないって。
宇「でも・・・・・・アンタは恐らく”ミソロジー”に保護されるかもね」
『なんでですか』
宇「”[漢字]奇獣[/漢字][ふりがな]キメラ[/ふりがな]”っていうのは本来見えないものって言ったでしょ?見える人間には条件があるの、”ライト”が高かったら見えるっていう条件がね」
『”ライト”?なんですか、それ』
宇「ほら、漫画とかでよくあるでしょ?技を出す時にエネルギーを使うってやつ。例えば呪術◯戦とかは”呪力”だったり、あれよ。この”ライト”が250を超えてると見えちゃうの、普通の人ならおおくてもせいぜい100が限界かしら」
それと私がなんの関係があるっていうのさ。
疑問に思っていると霧さんは私を指差し、
宇「アンタはその”ライト”が500。”ライト”が多いと”[漢字]奇獣[/漢字][ふりがな]キメラ[/ふりがな]”に狙われちゃうの」
だから保護しなきゃいけないのよと霧さんは言った。
ってことは私には最初から入隊しか選択肢がないってことじゃん!期待させやがって!
『・・・・・・・・・・・・テスト、受けます』
宇「そう言うと思った!じゃあ、テストまでの4ヵ月間、アタシが面倒見たげる」

このボタンは廃止予定です

作者メッセージ

久しぶりに参加型以外の小説書いたので変なところがあるかもしれません!
もしご感想やアドバイスがあればコメントで教えて下さい!
あとこれから要目線じゃない時はタイトルに●と出すことにします

2024/09/01 17:15

ID:≫apE8Ebt/Yxa52
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