全部上書きして【Lier's world】
捨て飯「.........え、それってどういう?」
朱肉「えっと、知らない人は知らないですけど............」
朝露「.........あの時、7、8人くらいか? の人が俺たちのところに出てきて.........」
朝露「............一応、事変対処の手伝いをしてくれた..........」
言われてみれば確かに、そんなやつがいた。
______その中に、
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[太字]「【[漢字]溺水倒錯[/漢字][ふりがな]アクアフィリア[/ふりがな]】、『[漢字]水神[/漢字][ふりがな]みつは[/ふりがな]』『波乗り』」
「______行って!」[/太字]
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夕凪「[太字].........水を操ってるやつ、そう言えばいた............[/太字]」
朱肉「.........もしかしたら、同一人物って可能性............」
捨て飯「.........その人を仮に同一人物、『水の能力者』と呼ぶとして.........その『水の能力者』は故意的に私たちに接近を図ったんでしょうか」
............もし、仮に故意的だったら。
レモン「.............」
朝露「............あの時は事変の対処で手一杯だったから、とりあえず手を取ったんだけど.........」
朝露「[太字]そもそも、そいつらが本当に俺らの味方かって言われるとわからないのが怖いんだよな............[/太字]」
夕凪「...............」
[太字]そう、それが一番の問題だった。
仮にそいつらの立場が俺らの敵にあたる場合、何が目的かも分からない状態の俺らを好きなようにできたはずだ。[/太字]
朱肉「............あの間に、何されててもおかしくはない」
レモン「また1つ真実に近づいたけど.........何か、これはうちらが知っていいものなのか.........」
この世界に生きる神からすれば、俺たちの存在はあまりに小さい。
そんな[漢字]存在[/漢字][ふりがな]ヒト[/ふりがな]の分際で、触れてはいけないものな気がした。
夏祭「 [太字]まさに『禁忌』と呼ぶに相応しいのかもしれんな[/太字] 」
これは共に歩むべき道を、間違えてはないのだろうか。
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レモン「うちと夏祭さんはもう少し手がかりを探ってみることにします。」
レモン「とりあえず目標として『禁忌』に触れる寸前のできるとこまでは............」
捨て飯「そんなリスク負ってまでやる事.........ですねこれ多分」
夕凪「俺はこの後用事があるから先に失礼するな。終わり次第図書館とかで有力なのがないか探ってみるよ」
朱肉「[小文字]図書館.........あそこのかな、[/小文字].........分かった。」
レモン「んじゃまた〜!」
朝露「何かあったら頼れよ〜!」
夕凪「.........っ、............」
皆のいる方を向くことをやめ、目的地まで真っすぐに向かう。
そう遠くもない場所だ、無心で歩けばすぐに着く。
確か最後行ったのは夏休みだから、随分と久しぶりになる。
そして今日と言う今日、無性に行きたいと思ってしまった。
[太字]______自分の身体が、もう知らぬ間に全て知ろうとしているかもしれない。[/太字]