全部上書きして【Lier's world】【Thanks for 2000 views over!!!!】
夏目「 〜♪ 」
チャック「......また描いてるんですか」
夏目「あ、チャックさん! 」
夏目「てか何回も描いてて何か悪い事でもあるんですか!?」
チャック「いやそんな事は.........ただ、本当に描画するのが好きなんだなと思って。」
夏目「だってこれが僕の生きる意味みたいなもんだし。ちなみに今はオーロラ描いてるんだ!」
チャック「伝わってますよ。すごく美しくて上手です。今度どこかに飾りましょうか。」
夏目「え、いいの!?やった!」
チャック「にしても.........リーダーは何故部屋にこもってるんでしょうかね」
夏目「探し物じゃないかな?」
片魚「[太字]______探し物じゃなくて調べ物ですよ、夏目くん[/太字]」
チャック「......片魚さんですか。リーダーの"調べ物"とやらは一体どういう事か説明してもらいましょうか」
片魚「.........この前起こった『水晶体事変』について、不審な点が見つかったんですよ。」
片魚「1つは周りの景色に変化を起こすほどの憎悪の力が検出された事。」
片魚「本来1人の人間があれ程までの憎悪の力を自力で生み出そうとすると確実に身体が持たないのが検出量から確認できるけど、[太字]あの時『異変者』に当たる人物は確かに生物として機能していた。[/太字]」
チャック「.........罪園人、No.816......またの名を[太字]《 [漢字]晶鏡[/漢字][ふりがな]クリスタル[/ふりがな] 》[/太字]。」
チャック「報告書にも確かに、憎悪エネルギーが既定値を遥かに越えてるのが確認できますが.........」
片魚「書記長はよく覚えてますねぇ。でも問題はそこじゃないんです。」
チャック「.........憎悪エネルギーの生成において、そこまで一度に憎悪エネルギーの増幅はできないはず、ですかね?」
片魚「本当に察しがいいですねぇ......そうです。一度に大量の憎悪の力を生成することは普通できないんです。」
片魚「そこで考えたのが、『[漢字]古代兵器[/漢字][ふりがな]アーティファクト[/ふりがな]』の力です。」
チャック「アーティ、ファクト.........」
チャック「禁忌とも言えるあの力を使った可能性があるって事ですか.........」
片魚「そう、そしてリーダーは816番が使った禁忌の力が一体どのアーティファクトか探りを入れているってわけです。」
チャック「憎悪エネルギーの大幅な増幅.........なるほど、分かりました。ご丁寧に説明ありがとうございます」
片魚「いえいえ、とんでもない。」
夏目「できたぁー......!」
チャック「おや、ついに完成したんですね。先ほどは騒いでしまって申し訳なかったです......作業の方に支障はなかったですか?」
夏目「ぜーんぜん!気にならなかったから安心して!」
チャック「そうですか.........[小文字]よかったよかった[/小文字]」
チャック「............。」
[小文字]チャック「[太字].........古傷をぶり返してどうすると言うのです、チャック............[/太字]」[/小文字]