雄英の補佐少女
第一種目:50m走。
『私って一人でするんですか?』
相「あくまで手本としてやれ、手抜くなよ」
『今まで手抜いたことありませんよ、私』
○○は50m走のコースのスタートに立つ。
相「今から補佐の○○に手本としてやってもらう。こいつは雄英に3年いる古株だ、君たちのいい手本になるだろう」
『プレッシャーかけないでくれます⁉』
無駄に期待値上げないでほしいと思いながら、スタートの合図を待つ。
ロボットがスタートの合図を出す。
その瞬間、○○は自分の脚をとんとんと叩いた。
すると、
『よっと』
一瞬でゴールに辿り着いた。それを見て生徒たちが驚愕の声を上げる。
「すっげー‼なんの”個性”だ⁉」
相「こいつの”個性”は[漢字]操作[/漢字][ふりがな]コントロール[/ふりがな]。自分でも他人でも自由自在に操作が出来る。ま、発動条件はあるが」
『当然リスクもありますよ。同時に複数人を操作すると酔ったりとか・・・・・・』
○○はそう説明しながら計測用ロボットに目をやる。
「2秒03」
『あー前よりちょっと早いくらいかー』
少し残念そうに呟く。走って相澤の方に行くと生徒たちに、
「すっげー‼」
「2秒って速すぎだろ‼」
『・・・・・・皆さんも”個性”を使えばこれくらいの記録はすぐに出せますよ』
少し時間が経って謙虚に○○はそう言う。そしてすぐに隣の相澤の後ろに隠れる。
相「あーすまんすまん、こいつは少しでも褒められるとこうなるクセがあるんだ。気にしないでくれ」
相澤の服を掴んで顔を少しだけ覗く○○。相澤は溜息をつきながら、
相「手本通りにお前らもやってみろ」
その声に生徒たちが順番を待つ。
○○はもう大丈夫なのか、相澤の後ろから出てきて隣に立った。
『今年の新入生、いい”個性”持ちの人が多いですね』
相「まあな、あとお前はあのクセを直せ」
『でも・・・・・・だって私はまだ”個性”を完全に使いこなせてるわけではいないですし、本当に実力は全然ですし』
相「めんどくさ」
『酷くないですか⁉』
本人はこう言っているが、○○の”個性”は結構強力なものだ。
雄英での仕事がない日はプロヒーローの敵退治を手伝ったりしている為、実力はそこら辺のヒーローよりはあるだろう。
そのおかげか、一般人には結構顔が知れ渡っている。人気者だ。
『私って一人でするんですか?』
相「あくまで手本としてやれ、手抜くなよ」
『今まで手抜いたことありませんよ、私』
○○は50m走のコースのスタートに立つ。
相「今から補佐の○○に手本としてやってもらう。こいつは雄英に3年いる古株だ、君たちのいい手本になるだろう」
『プレッシャーかけないでくれます⁉』
無駄に期待値上げないでほしいと思いながら、スタートの合図を待つ。
ロボットがスタートの合図を出す。
その瞬間、○○は自分の脚をとんとんと叩いた。
すると、
『よっと』
一瞬でゴールに辿り着いた。それを見て生徒たちが驚愕の声を上げる。
「すっげー‼なんの”個性”だ⁉」
相「こいつの”個性”は[漢字]操作[/漢字][ふりがな]コントロール[/ふりがな]。自分でも他人でも自由自在に操作が出来る。ま、発動条件はあるが」
『当然リスクもありますよ。同時に複数人を操作すると酔ったりとか・・・・・・』
○○はそう説明しながら計測用ロボットに目をやる。
「2秒03」
『あー前よりちょっと早いくらいかー』
少し残念そうに呟く。走って相澤の方に行くと生徒たちに、
「すっげー‼」
「2秒って速すぎだろ‼」
『・・・・・・皆さんも”個性”を使えばこれくらいの記録はすぐに出せますよ』
少し時間が経って謙虚に○○はそう言う。そしてすぐに隣の相澤の後ろに隠れる。
相「あーすまんすまん、こいつは少しでも褒められるとこうなるクセがあるんだ。気にしないでくれ」
相澤の服を掴んで顔を少しだけ覗く○○。相澤は溜息をつきながら、
相「手本通りにお前らもやってみろ」
その声に生徒たちが順番を待つ。
○○はもう大丈夫なのか、相澤の後ろから出てきて隣に立った。
『今年の新入生、いい”個性”持ちの人が多いですね』
相「まあな、あとお前はあのクセを直せ」
『でも・・・・・・だって私はまだ”個性”を完全に使いこなせてるわけではいないですし、本当に実力は全然ですし』
相「めんどくさ」
『酷くないですか⁉』
本人はこう言っているが、○○の”個性”は結構強力なものだ。
雄英での仕事がない日はプロヒーローの敵退治を手伝ったりしている為、実力はそこら辺のヒーローよりはあるだろう。
そのおかげか、一般人には結構顔が知れ渡っている。人気者だ。
※ダブルクリック(2回タップ)してください