全部上書きして【Lier's world】【Thanks for 2000 views over!!!!】
春喰「............んで結局は何、わざわざ僕たちのこと殺しにきましたよって報告?」
八尋「[太字].........うん。明日、学校でね。[/太字]」
春喰「は、学校ッ........?」
八尋「大概あなた達も " 登場人物 " だけど............[太字]それ以外にもいるから。[/太字]」
八尋「[太字]______見てもらわなくちゃ。[/太字]」
不遊「学校、............ッ」
八尋「[太字]そう。そこに私達みたいなモブもあなた達みたいな登場人物も関係なく、きっとみんなが見てくれるから。[/太字]」
春喰「............分かった。君が言うそれ以外の登場人物とやらも、目的も」
春喰「[太字]そこまで誰かさんに見てほしければ、好きにすればいい。[/太字]」
八尋「...............。」
春喰「[太字]______でも、全部君の思い通りになるとは思わないでね。[/太字]」
八尋「.........っ、それはどういう意味?w」
春喰「[太字]そのまんまだよ、意味は自分で考えて。[/太字]頭いい君なら分かるでしょ」
春喰「[太字]僕はバカだから分かんないや。[/太字]」
八尋「............。」
八尋「いいよ、じゃあ分かった。その言葉は[太字]宣戦布告[/太字]として受け取ってあげる。」
八尋「[太字]______じゃあまた明日、学校で。[/太字]」
春喰「...............」
神々廻「................」
不遊「..............」
三つ編みの彼女は、笑顔でその場を去っていった。
沈黙が場の空気を支配する。
不遊「.........ッおい!あんな挑発してよかったのかよ!?」
沈黙を貫くように開口一番そう言ったのは黄生だった。
春喰「逆にこれくらいがちょうどいいんだよ、分かってないな」
不遊「はぁ!?」
春喰「だってそりゃ[太字][漢字]シンデレラにはなれない[/漢字][ふりがな]現実を見ろ、目を覚ませ[/ふりがな]って事、一発あの人に教えてやらなきゃいけないんだから。[/太字]」
不遊「............」
不遊「............大体、お前もお前で狂ってんな。[小文字]ちょっとくらいは夢見させてやってもよくね?[/小文字]」
春喰「んー......そうかな?w それに僕は夢なんか見ずにとっとと目覚ませって思うけど」
神々廻「...............とにかく明日、学校で八尋さんが............」
不遊「............あぁ、まぁ言い方悪いかもしれねーけど............起こすんだよな、言っちまえば単独犯の無差別テロってとこか」
春喰「黄生も大概よく言うね.........[小文字]まぁ言ってることは正しい[/小文字]」
______。
再び沈黙が場を支配する。
しかし当然と言ってもいいだろう。なぜなら______
[太字]______あれほどまで「絶望」以外の何も感じない「また明日」など、初めて聞いたのだから。[/太字]