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▷ 暴力・暴言の描写   ▷ 流血表現
▷ とにかく胸糞悪い展開の数々
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#46

かえる




[明朝体]█月 █日



露帰がいなくなってから█年が経過した。

このままだと何か忘れてしまいそうな気がして、

これからここにあらゆる事を記すことにした。

これからこの日記がどうなっていくか楽しみだ。







█月██日



今日は柊也が家にやって来る日だった。

他愛もない話でも、柊也がいると時間を忘れられる。

実は時間以前に約束の事をすっかり忘れていたのは流石に言えないかな。







█月██日



今日は孤児院に行って子どもの相手をしてやった。

端からすれば遊んでいるだけなんてきっと異常だろう。

......まぁ、私からしてもただ暇つぶしでしかないのだが。







█月██日



そろそろ旅に出る日になる。今度は東北の方に行ってみようか。

今時は雪の降る極寒の地になってもいないし丁度いいだろう。

ただ、見つけられる気がしないのはどうしてだろうか。







█月██日



あぁ、やっぱりだ。

やっぱり見つけられなかった。

もうあの人を考えるのはやめにしよう。







█月██日



[太字]全部、夢なんだ。

あの人とまた巡り会えるなんてこと、もうきっとない。



もう、諦めよう。[/太字]







[水平線]















█月██日



日記もすっかり書かなくなってしまった。

[太字]......もう、こんな空っぽの私で生きている意味も感じない。



何も詰まってない、言葉に何の意味もつけられない、空っぽの私。[/太字]







█月██日



柊也が神々廻くん?を連れてきてくれた。

私のせいで広い世界の楽しさを知ってしまった神々廻くんは興味熱心に私の話を聞いてくれる。



[太字]......その中には、別に何も詰まってないのも知らずに。[/太字]







█月██日



......原点回帰と言うべきか、胎内回帰と言うべきか。

世界に生まれ落ちたあの地に、帰ろうと思う。



八ツ橋を買って帰ろう。

そしたら、それをあの子の最後の土産にして、私は[/明朝体]











[水平線]















春喰「ッ......」







そこまでして読むのをやめた。





これ以上何も見たくなかった。









思えば、兄さんは悲しい目をしていたようだった。





気付けてすらなかった数秒前までの自分を全力で殴りたくなった。















不遊「.........もう行こう、夜も遅いから」







神々廻「お願い、どうかいなくならないで、お兄さん.........」







不遊「[太字].........その、よく分かんないけど.........兄さんは消えないよ、絶対[/太字]」















神々廻「.........そうかなぁ?本当に、ホントに消えちゃうかもしんないんだよ?」















春喰「............いや、兄さんは絶対消えたりなんかしないよ。絶対。」











神々廻「絶対?.........何で?」





















春喰「[太字]______だって兄さん、『消えたい』なんて思っていないから。[/太字]」





春喰「[太字]だってそれ、兄さんの理性の話、でしょ?だったら消えない。[/太字]」











不遊「......?」







神々廻「?」















春喰「[太字]______僕らが止めるだけの、簡単なお話でしょ。[/太字]」





春喰「[太字]兄さんのこと止めて、そしたらみんなで帰って八ツ橋食べるんだよ。[/太字]」









春喰「.........そうでしょ?」











不遊「.........だな、そうだよな。」





神々廻「.........柊也くんは、すごいね」







春喰「.........行こ。もう日が暮れちゃうよ」







神々廻「[小文字]あそっちの方気にするんだ.........[/小文字]」











[斜体]ガチャ[/斜体]







3人「「「!?」」」











目の前に人がいる。





[太字]いや、それでもその姿に見覚えがある。[/太字]











春喰「.........何でここにいるの」







???「[太字]............水晶を見てごらん。[/太字]」







春喰「水晶.........ッ!?」











手元に光っている水晶。





[太字]その中に、人が閉じ込められている。[/太字]











[太字][小文字][小文字]柊也!ここから出してくれ!柊也!!





黄生も!返事してくれ!!







お願いだから出してくれっ!![/小文字][/小文字][/太字]















微かにガラスを叩く音と共に、声が聞こえる。







不遊「相川、くん............」







春喰「お前、何してんだよ......」







???「[太字]あなた達に見てもらいたいだけ。[/太字]」







神々廻「.........ねぇ何で、何で君みたいな子が」







???「[太字]もうそんな役かぶってばかりの人生嫌になっちゃったの。[/太字]」







???「ねぇ、これで私、」















???「[太字]れっきとした "登場人物" になれたかなぁ?[/太字]」





















神々廻「............ッ何で、本当に何で君なんかが............」





















春喰「[太字]______ " 八尋 翠 " [/太字]............」















八尋「.........フフッ♪」

2025/01/08 22:00

炙られまぐろ ID:≫ipAZHid6FOeE2
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