全部上書きして【Lier's world】【Thanks for 2000 views over!!!!】
[太字][大文字][中央寄せ]ー 次の日 ー[/中央寄せ][/大文字][/太字]
神々廻「あ、おはよう2人とも。.........やっぱ早いね、2人とも」
春喰「.........おはよう。あと、僕らが早いんじゃなくて神々廻が遅いだけでしょ」
不遊「.........おはよ」
心なしか今日は2人とも元気控えめだった。
いつもムードメーカーな不遊でさえもこのテンションなのだから妙に納得できた。
不遊「............」
春喰「............」
神々廻「............」
不遊「[太字].........なぁ、今日兄さんの所に行ってみないか?[/太字]」
春喰「......え?今兄さん遠く行ってるって言わなかったっけ」
不遊「うん、その上で言ってる。」
不遊「[太字]正直俺、やりすぎなんじゃないかなって思ってる[/太字]」
春喰「兄さんが雨傘姉ちゃん探してるって話が?何で?」
不遊「相当な執着やら未練でもない限り十数年も、......ましてや、あそこまで置い続ける必要はないはずなんだ」
神々廻「.........確かに」
不遊「.........まぁ、それだけなんだけど。だから少しくらいはその兄さんの事探ってみてもいいんじゃないかなって。お前兄さんのとこの合鍵は持ってんだろ?」
春喰「.........何それ。その直感だけで合鍵わざわざ使う必要なくない?」
不遊「はぁ!?その直感だけって言い方はないだろ!」
春喰「いやだって事実だし。」
2人があーだこーだ言っている。そこまで言うものかな、とも思ったけど。
2人の話がこのままだとヒートアップしそうで怖かった。
[小文字]神々廻「こう言う時って誰呼べばいいんだろう.........やっぱ[漢字]神威[/漢字][ふりがな]かむい[/ふりがな]くん?それとも[漢字]朱里[/漢字][ふりがな]あけり[/ふりがな]さん?えーーーと.........」[/小文字]
[斜体]キーンコーンカーンコーン[/斜体]
神々廻「あ」
最適解はチャイム待ちだったか。
不遊「______じゃあ、行くって事で」
春喰「はいはい、特別だからね.........それに、僕自身も兄さんの事探ったことはないから、そこは理解して」
不遊「分かってるっての、」
[小文字]神々廻「あ、良かった.........」[/小文字]
2人の揉め事も落ち着いたようだ。チャイムの力ってすごいな。
[斜体]ガラガラガラ[/斜体]
神々廻「!」
夕凪「はーい、席につけー出席取るぞー。」
先生が今日もチャイムに呼び寄せられてやって来る。
みんなそれに合わせて空気を一変させる。
[水平線]
夕凪「まず相川ー」
「はーい」
夕凪「朱里ー。」
「はいはーい」
夕凪「"はい"は1回な」
「はーい」
先生はいつもかっこよくて、きっと皆の憧れ。
夕凪「神々廻ー」
神々廻「あ、はい」
夕凪「鈴鹿ー」
............
夕凪「......鈴鹿は休み、っと」
神々廻「............」
みんな薄々、この後のことを察している。
多分この後______
夕凪「宮崎ー」
「はい」
夕凪「やひr
[太字][大文字]「先生遅れましたっ!!」[/大文字][/太字]
「!?」
[小文字]神々廻「あーほら来た言わんこっちゃない......」[/小文字]
今日も茶番が始まりそうだ.........