全部上書きして【Lier's world】【Thanks for 2000 views over!!!!】
レモン「______じゃあ、この辺に飾っちゃうって事でいい?」
朝露「うん、そこに飾っちゃって〜」
鉛「にしてもよく撮れてますね.........[小文字]すごいキレイに映ってる[/小文字]」
レモン「まぁ元から撮ってはいたからねー」
............何を隠そう、彼女らは今______
捨て飯「...............こうやって見ると親族の集まりみたいですね()」
朝露「あーそれ分かる」
[太字]あの時撮ったあの写真を、大切に写真立てに入れて『思い出』にしていたのだ。[/太字]
佐々木「...............」
鉛「......? 佐々木先輩、どうかしました?」
佐々木「あ、あぁ.........。それがね............」
佐々木「[太字]______あの時の事、半分くらい覚えてないんですよ[/太字]」
鉛「え、半分くらいって............あ」
佐々木「............そうですね。[太字]私がもう一人の方を呼んじゃったんでしょう。[/太字]」
朝露「本当、だったのか............」
捨て飯「............佐々木さんは、気づいてたんですか?」
佐々木「.........そうですね。記憶が混濁するとかたまにあったので、薄々。」
佐々木「............やっぱりあの時、[太字]私が作ったんだと思います。[/太字]」
朝露「............作った?」
佐々木「[太字]二重人格って言うのは、心の防衛反応みたいなものなんです。[/太字]」
佐々木「[太字]きっと、『神様』呼ばわりされてた頃の私が耐えきれなくて、もう一人の私を作ったんだと思います。[/太字]」
朝露「............何かそう思うと、二重人格って案外周りにいそうな感じするな。」
レモン「確かに。中二病とかそんなんじゃないんだなーって。」
佐々木「...............そう言えば、なんですけど。」
捨て飯「どうしました?」
佐々木「[太字]もう一人の私は、どんな人でしたか?[/太字]」
朝露「............人柄がよくて、それでも人のこと見捨てない、勇気のある佐々木さんみたいな、そんな感じ。」
捨て飯「その人は、[太字]『鈴木さん』[/太字]って人でしたよ。」
佐々木「............そうですか。」
佐々木「[太字]............いつか、話してみたいですね[/太字]」
______。
朝露「......?今何か通り過ぎた?」
レモン「え、そう?」
[斜体]カランカラン......[/斜体]
捨て飯「あ、[太字]夕凪さん[/太字]...............」
夕凪「はぁ、はぁ.........久々に走ったな」
朝露「どうしたどうした.........」
朱肉「[小文字]よっ、と......[/小文字].........まぁ、直に分かりますよ」
レモン「朱肉ちゃんまで............」
[斜体]カランカラン......[/斜体]
[太字][大文字]「お邪魔しまーす / お邪魔しまーす!」[/大文字][/太字]
レモン「............」
朝露「えっと〜.........」
捨て飯「その............」
[太字][大文字]「どちら様ですか???」[/大文字][/太字]
夕凪「あーめんどい事になったー............」