全部上書きして
[中央寄せ]捨て飯side[/中央寄せ]
夕凪「.........まぁ、そんなことがあったんだよ。」
捨て飯「へぇ、2人にそんな事が.........」
柊翔「聞けば聞くほど現実とは思えない出会い方に聞こえてくる.........」
朝露「これがまた現実なんだよなぁ」
捨て飯「本人に現実突きつけられたらどうしようもなくなりますって(((」
______。
夕凪「にしても随分もの好きだな......うちの生徒のヤツに似てるよ。」
柊翔「ありゃ、変なこと聞いちゃってたんならすいません......」
夕凪「あーまぁいいよ。別に悪い気はしなかったし。」
朝露「日頃の鬱憤とかじゃねーけど、何かスッキリはしただろ、夕凪?」
夕凪「......あぁお前の能力かよクソが((」
朝露「あ、バレた?((」
柊翔「......何だかんだ言ってやっぱり仲いいね、あの2人。」
捨て飯「そう......なんですかね......?いや普通に考えてそうか......(((」
[斜体]ブーッ ブーッ[/斜体]
スマホの通知が鳴ったと思って見てみたけど、どうやら私のものではなく、柊翔のスマホだったようだ。
どうやらネットニュースへの過剰反応でうるさいだけだったようだ。
少し覗き見ると、前にも見た[太字]連続通り魔殺人事件[/太字]の羅列。
見たのはこれで何回目だろうな、とか思うと、柊翔が話を紡ぎ続ける。
柊翔「スマホ鳴ったから何だと思ったらネットニュースだった......」
柊翔「また通り魔殺人ですって。」
捨て飯「最近何か多いですよね......怖いですよ本当」
夕凪「俺のとこは注意喚起ちゃんとしてるから大丈夫であると信じたい......」
朝露「俺の方は常連さんの連れが被害に遭ったって話聞いたな......」
朝露「常連曰く死んではないけど結構重症ではあったって......」
捨て飯「......こんな暗い話するのはやめましょ、......ね?」
夕凪「......まぁそうだな。あんまこんな話してても意味ないだろ。」
朝露「あ、それだったら俺のとこの常連さんの話聞く?面白いの話してくれるんだ〜」
柊翔「え、聞きたい聞きたい!」
朝露「お、じゃあそうだなぁ......」
朝露さんは「その意気だ!」とか言って楽しそうに話をし始めて、
それに柊翔は目を輝かせながら興味津々にそれを聞いていて、
夕凪さんはそれを我が子が成長して静かに喜んでいるような目で見ている。
一瞬横目で、見覚えのある何かが通って見えた気がしたけど、
両目で窓の先を見た時にはもう、それは見えてはいなかった。
[水平線]
[中央寄せ]???side[/中央寄せ]
見慣れぬ顔も、馴染みのある顔も見える窓。
きっと皆集めて世間話、とかなんだろう。
私にはそんなもの「暇つぶし」とか言うくらいの名の事にしか聞こえない。
だってそれは、キレイな心でないとできないと思うから。
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