全部上書きして【Lier's world】【Thanks for 2000 views over!!!!】
時は過ぎ、1月上旬。
年も明け、仕事休みが明け______
[太字]______無論、冬休みも明けた。[/太字]
[斜体]キーンコーンカーンコーン キーンコーンカーンコーン[/斜体]
「もう学校なのか.........めんどくせー」
「そーんな事言わずにさァ、な?」
「そんな事言ったって別に気分変わるわけないでしょ.........」
「えー?」
______[漢字]蕉創[/漢字][ふりがな]しょうそう[/ふりがな]高校。
東京にそびえ立つ私立高校であり、著名人がここの高校を卒業していたり.........なんて噂があったりなかったり。
そんな、普通の高校で日々を送る生徒が3人。
「そーだよホント............あー早く休日なんねーかなー............」
彼は[太字] " [漢字]神々廻[/漢字][ふりがな]ししば[/ふりがな] [漢字]灯[/漢字][ふりがな]ともる[/ふりがな] " [/太字]。
「帰ったら............今日は何か買うモノあったっけな」
桜色のもふもふとした髪の彼が [太字]" [漢字]春喰[/漢字][ふりがな]はるばみ[/ふりがな] [漢字]柊也[/漢字][ふりがな]とうや[/ふりがな] "[/太字] 。
「お前本当に会話内容家庭的すぎるだろ............もうお母さんだぞそれ」
左目、眼帯をつけている彼が [太字]" [漢字]不遊[/漢字][ふりがな]ふゆう[/ふりがな] [漢字]黄生[/漢字][ふりがな]きお[/ふりがな] "[/太字] 。
今日も彼らは " 生徒 " として制服に身をまとい椅子に座る。
神々廻「............久々に春喰んとこの[太字] " 兄さん " [/太字]に会いたい〜」
春喰「え、兄さん......か、............兄さんさ、[太字]実は今連絡取れないんだよね。[/太字]」
不遊「え、じゃあまた[太字]一人旅[/太字]でもしてんのかそれ?」
春喰「多分ね。今どこ行ってるのやら」
神々廻「分かるもんなの?」
春喰「まぁ、ある程度ね。多分今回なら関西の方だと思う」
不遊「普通にそれすごくねェか」
春喰「そう?」
______[斜体]キーンコーンカーンコーン キーンコーンカーンコーン[/斜体]
[斜体]ガラガラガラ......[/斜体]
「はーいみんな明けましておめでとうー」
神々廻「あ、[太字]夕凪先生[/太字]来た.........[小文字]あとあけおめです先生[/小文字]」
春喰「............まぁ、放課後話そう。いい所知ってるから」
不遊「じゃあ正門前な〜[漢字]先生あけおめ〜[/漢字][ふりがな][/ふりがな]」
???「[太字]............案外こんなに近くにいるものなんですかねぇ、遭遇者っていうのは[/太字]」
???「............でもこれならうまく[太字]プロジェクト[/太字]も進みそうですかねぇ、............」
独りそう呟く。
[太字]______口元に薄ら笑みを浮かべながら。[/太字]
[中央寄せ][太字]第3章「夏に降る君の声」編 開幕[/太字][/中央寄せ]