全部上書きして【Lier's world】【Thanks for 2000 views over!!!!】
鈴木「............簡単な話だ。」
鈴木「[太字]______そんなの、全部自分で決めろ。俺がどうのこうの言う資格はねぇ。[/太字]」
レモン「え.........?」
鈴木「これから、また同じように『幸せ』のために動いてもいい。それ以外の何か『生きる意味』を探してみたって構わない。」
鈴木「同じような人生生きてる人間にそんな事、聞いたって意味はねぇんだよ。」
鈴木「[太字]______だって結局の所、俺らは全然似てない似た者同士ってだけだからな。[/太字]」
レモン「.........そっか。分かったよ。」
レモン「じゃあ、そうだな...............」
レモン「ずっと、前までは自分の『幸せ』が途絶えないように使っていた "これ" 、.........かな。」
そう言うと彼女はカバンから飛び出して地に転がり落ちていたカメラを徐ろに拾い上げて、立ち上がる。
レモン「............はい、みんな笑って?」
朝露「............」
[小文字]夕凪「はぁ、.........?」[/小文字]
レモン「[太字]............私、みんなの『幸せ』を残すことにするって決めたから。[/太字]」
朱肉「.........思い出にするってこと?」
レモン「うん、そういう事。そのために使ってみてもいいかもなって。」
レモン「[太字]だってカメラはそうやって大切な瞬間を残すために............そのためにあるモノだからさ。[/太字]」
朱肉「...............そうですか」
レモン「ん、分かったならさっさと並んじゃって。」
朱肉「はいはい、[太字]......分かりましたよ。[/太字]」
[小文字]捨て飯「私と朝露さんが後ろでいいですかね?」
夕凪「いいんじゃねぇか?2人とも背高いし」
朱肉「僕一番低いから一番前?」
鉛「じゃあ僕はその隣で」[/小文字]
レモン「じゃあ撮りますよ?」
[漢字]無機質な目線[/漢字][ふりがな]カメラのレンズ[/ふりがな]越し。
朝露は期待通りようなの満面の笑みとピースをこちらに向けて、
その隣は控えめに笑いながら、
一番前に立つ彼女はあの時なら見せなかったような笑顔をこちらに向けて、
その右隣の彼は1つ欠伸をした後、すぐこちらを見て申し訳なさそうにこちらに微笑む。
スーツ姿、と言ってもシワだらけになったスーツの2人は、肩を組みながらこちらにピースしている。
素っ気ないかと思いきや、案外人柄の良いヤツだったのかもしれない。
夕凪「.........お前は映らないのか?」
レモン「ん?まぁ、当然映りませんよ。だって思い出撮るのには1人はカメラマンがいないと。」
レモン「[太字]............まぁ、カメラマンがいても被写体がいないとどうしようもないのと一緒です。[/太字]」
レモン「.........じゃ、撮りますね。」
レモン「[太字]はい、チーズ。[/太字]」
[斜体]カシャッ[/斜体]
辺りに一瞬の閃光が走る。
レモン「.........あ、失敗しちゃったからもう一枚撮るね。」
レモン「[太字]______はい、チーズ。[/太字]」
[斜体]カシャッ[/斜体]
閃光が再び走る。それでも前より眩しいとは思わなかった。
レモン「______うん、今度はちゃんと撮れましたよみなさん!」
朱肉「え、見たい............」
レモン「後でゆっくり見させてあげますから、!.........ちょ袖引っ張んないで!!」
朝露「俺失敗したやつも見たいわー.........」
レモン「だーかーらー!後で見せるってさっき言いましたよね!?」
[小文字]捨て飯「まぁまぁ............(((」[/小文字]
鉛「うまく行った.........って事でいいんですかね、これ」
鈴木「まぁ結果オーライだろ。」
鉛「............そうですかね?w」
鈴木「[太字]どうせ結果で全部評価されてんだ。それまでの過程は無関心と言わんばかりに見てくれやしない。[/太字]」
鈴木「[太字]社会も一緒だよ、こういうのは。[/太字]」
鈴木「[太字]だから今だけでもいい、今だけでも社会に流されたって事にしとこうぜ?w[/太字]」
鉛「............僕は過程も大事だと思いますけどね。まぁ "そういう事" だと思えば。」
鈴木「.........この後一杯どうだ?行くか?」
鉛「やめてくださいよ佐々木先輩......[小文字]じゃなかった、[/小文字]鈴木さん僕がお酒嫌いなの知ってますよね!?((」
鈴木「あはは......バレた?w ちゃんと冗談だからそこは安心しろ」
[小文字]夕凪「......おーい何2人だけでわちゃわちゃしてんだよー」[/小文字]
[小文字]朝露「レモンの撮った写真鑑賞会しよーぜー!」[/小文字]
鉛「............行きましょうか、先輩。」
鈴木「............そうだな。」
______こうして聖夜までの時を刻む冬の戦場は幕を閉じた。
______彼女は今日も外に繰り出す。
[太字]______自分だけの『最上幸福論』を求めて。[/太字]
[水平線]
「んでどうなの?[太字]『神様』探しは。[/太字]」
「探すもどうも.........手がかりないからローラーしてるだけなんだけど」
「[太字]______でもまぁ、気になるやつはいたよ。神様の線は正直薄そうだけど。[/太字]」
「おぉ〜。じゃあこれでまたプロジェクト一歩前進か〜。」
「で?そいつの名前はなんて言うの?」
「え?そいつの名前?普通に忘れたけど」
「え〜お願い接触するとかその辺の意味も込めてさ〜!」
「[小文字]はぁだっる......これだから白髪わんこは......[/小文字] .........はいはい」
______。
「............んで?そいつの名前だっけ?」
「うん。ワンチャン接触できるかなーってくらいの気持ちで聞いておきたくて。」
「[太字]______。それがそいつの名前。[/太字]」
「お〜了解。そんじゃありがとね〜」
______。
「......今日は、.........12月下旬か」
「[太字]______そろそろ、第3章突入って頃なのかな。[/太字]」
[中央寄せ][太字]第2章「最上幸福論」 完[/太字][/中央寄せ]
鈴木「[太字]______そんなの、全部自分で決めろ。俺がどうのこうの言う資格はねぇ。[/太字]」
レモン「え.........?」
鈴木「これから、また同じように『幸せ』のために動いてもいい。それ以外の何か『生きる意味』を探してみたって構わない。」
鈴木「同じような人生生きてる人間にそんな事、聞いたって意味はねぇんだよ。」
鈴木「[太字]______だって結局の所、俺らは全然似てない似た者同士ってだけだからな。[/太字]」
レモン「.........そっか。分かったよ。」
レモン「じゃあ、そうだな...............」
レモン「ずっと、前までは自分の『幸せ』が途絶えないように使っていた "これ" 、.........かな。」
そう言うと彼女はカバンから飛び出して地に転がり落ちていたカメラを徐ろに拾い上げて、立ち上がる。
レモン「............はい、みんな笑って?」
朝露「............」
[小文字]夕凪「はぁ、.........?」[/小文字]
レモン「[太字]............私、みんなの『幸せ』を残すことにするって決めたから。[/太字]」
朱肉「.........思い出にするってこと?」
レモン「うん、そういう事。そのために使ってみてもいいかもなって。」
レモン「[太字]だってカメラはそうやって大切な瞬間を残すために............そのためにあるモノだからさ。[/太字]」
朱肉「...............そうですか」
レモン「ん、分かったならさっさと並んじゃって。」
朱肉「はいはい、[太字]......分かりましたよ。[/太字]」
[小文字]捨て飯「私と朝露さんが後ろでいいですかね?」
夕凪「いいんじゃねぇか?2人とも背高いし」
朱肉「僕一番低いから一番前?」
鉛「じゃあ僕はその隣で」[/小文字]
レモン「じゃあ撮りますよ?」
[漢字]無機質な目線[/漢字][ふりがな]カメラのレンズ[/ふりがな]越し。
朝露は期待通りようなの満面の笑みとピースをこちらに向けて、
その隣は控えめに笑いながら、
一番前に立つ彼女はあの時なら見せなかったような笑顔をこちらに向けて、
その右隣の彼は1つ欠伸をした後、すぐこちらを見て申し訳なさそうにこちらに微笑む。
スーツ姿、と言ってもシワだらけになったスーツの2人は、肩を組みながらこちらにピースしている。
素っ気ないかと思いきや、案外人柄の良いヤツだったのかもしれない。
夕凪「.........お前は映らないのか?」
レモン「ん?まぁ、当然映りませんよ。だって思い出撮るのには1人はカメラマンがいないと。」
レモン「[太字]............まぁ、カメラマンがいても被写体がいないとどうしようもないのと一緒です。[/太字]」
レモン「.........じゃ、撮りますね。」
レモン「[太字]はい、チーズ。[/太字]」
[斜体]カシャッ[/斜体]
辺りに一瞬の閃光が走る。
レモン「.........あ、失敗しちゃったからもう一枚撮るね。」
レモン「[太字]______はい、チーズ。[/太字]」
[斜体]カシャッ[/斜体]
閃光が再び走る。それでも前より眩しいとは思わなかった。
レモン「______うん、今度はちゃんと撮れましたよみなさん!」
朱肉「え、見たい............」
レモン「後でゆっくり見させてあげますから、!.........ちょ袖引っ張んないで!!」
朝露「俺失敗したやつも見たいわー.........」
レモン「だーかーらー!後で見せるってさっき言いましたよね!?」
[小文字]捨て飯「まぁまぁ............(((」[/小文字]
鉛「うまく行った.........って事でいいんですかね、これ」
鈴木「まぁ結果オーライだろ。」
鉛「............そうですかね?w」
鈴木「[太字]どうせ結果で全部評価されてんだ。それまでの過程は無関心と言わんばかりに見てくれやしない。[/太字]」
鈴木「[太字]社会も一緒だよ、こういうのは。[/太字]」
鈴木「[太字]だから今だけでもいい、今だけでも社会に流されたって事にしとこうぜ?w[/太字]」
鉛「............僕は過程も大事だと思いますけどね。まぁ "そういう事" だと思えば。」
鈴木「.........この後一杯どうだ?行くか?」
鉛「やめてくださいよ佐々木先輩......[小文字]じゃなかった、[/小文字]鈴木さん僕がお酒嫌いなの知ってますよね!?((」
鈴木「あはは......バレた?w ちゃんと冗談だからそこは安心しろ」
[小文字]夕凪「......おーい何2人だけでわちゃわちゃしてんだよー」[/小文字]
[小文字]朝露「レモンの撮った写真鑑賞会しよーぜー!」[/小文字]
鉛「............行きましょうか、先輩。」
鈴木「............そうだな。」
______こうして聖夜までの時を刻む冬の戦場は幕を閉じた。
______彼女は今日も外に繰り出す。
[太字]______自分だけの『最上幸福論』を求めて。[/太字]
[水平線]
「んでどうなの?[太字]『神様』探しは。[/太字]」
「探すもどうも.........手がかりないからローラーしてるだけなんだけど」
「[太字]______でもまぁ、気になるやつはいたよ。神様の線は正直薄そうだけど。[/太字]」
「おぉ〜。じゃあこれでまたプロジェクト一歩前進か〜。」
「で?そいつの名前はなんて言うの?」
「え?そいつの名前?普通に忘れたけど」
「え〜お願い接触するとかその辺の意味も込めてさ〜!」
「[小文字]はぁだっる......これだから白髪わんこは......[/小文字] .........はいはい」
______。
「............んで?そいつの名前だっけ?」
「うん。ワンチャン接触できるかなーってくらいの気持ちで聞いておきたくて。」
「[太字]______。それがそいつの名前。[/太字]」
「お〜了解。そんじゃありがとね〜」
______。
「......今日は、.........12月下旬か」
「[太字]______そろそろ、第3章突入って頃なのかな。[/太字]」
[中央寄せ][太字]第2章「最上幸福論」 完[/太字][/中央寄せ]