全部上書きして【Lier's world】【Thanks for 2000 views over!!!!】
朝露「え............?」
辺りの暖かい空気が一瞬にして凍りつく。
きっと寒空の下の空気より寒いだろう。
鉛「.........。」
夕凪「ちょ、ちょっと待て.........それ一体どういう、
佐々木「だから、それを今から教えるんです。」
朱肉「.........どっちにしろ、聞いた方がいいんじゃないかな。嘘ついてるようには見えないし。」
佐々木「............ありがとうございます。」
佐々木「もう一度言いますが、あくまでこれは仮説に過ぎません。[太字]正直、私の思い込みがほとんどかもしれません。[/太字]」
佐々木「それでも.........私は、あの人が______ 」
佐々木「[太字]______誰にも語っていない、それほどにまで求めるものがあると思ったから。[/太字]」
朱肉「............」
佐々木「彼女が犯人である確証ではないですが、証拠がいくつか。」
佐々木「1つは彼女が走っていった方向。私達も彼女とすれ違いましたが、[太字]その方向がさっき走っていたパトカーや救急車と一緒だったこと.........[/太字]」
佐々木「もう1つは、完全に私の感覚になってしまうんですが...............[太字]彼女は、必死に何か求めているような感じだったんです。[/太字]」
佐々木「[太字]何と言うか、その目的のためであればどんな苦労も厭わないというか............とにかく、そんな感じでした。[/太字]」
______。
夕凪「.........流石にそれを証拠と言うには弱いんじゃないか、佐々木さん。」
朱肉「............僕も、これを信じるのはできないな」
佐々木「............ではさっきスマホに届いたニュース、見てみてください。」
佐々木「[太字]嫌でも信じることになると思いますよ。[/太字]」
朝露「え、さっきのニュース?」
スマホを見てみる。
[水平線]
[中央寄せ][太字][大文字]《 連続通り魔殺人事件、また発生か 今度は渋谷のトンネルで 》[/大文字][/太字][/中央寄せ]
発生する度世間に大きな混沌と恐怖をもたらしている『渋谷区連続通り魔殺人事件』が12月21日18時頃、通行人の通報によって新たに発生したことが分かった。
事件現場は『七羽トンネル』周辺、3名の男女がその場で死亡が確認されたという。
警視庁は、_________
[水平線]
朱肉「[太字]七羽トンネル[/太字]、って............」
窓の先を覗き込む。
特徴的すぎて遠目でも『[漢字]立ち入り禁止[/漢字][ふりがな]KEEP OUT[/ふりがな]』と書かれているのが分かりそうなテープと赤い光彩がトンネル中で光っているのが分かる。
夕凪「本当にすぐそこ.........1kmとか2km先とかそのくらいか?」
朝露「と言うかこれ、俺らからすれば店出ていった時間から事件が起こるまでの時間で大体辻褄が合う............」
朱肉「...............本当に佐々木さんの言ってた通り、信じるしかなくなった.............」
佐々木「............私が言いたいのは、そういう事です。」
佐々木「それに、[太字]彼女は『幸せ』を求めてました。[/太字]」
朱肉「し、幸せ、って..........」
朝露「............どうしてそれを佐々木さんが分かるんだ?」
佐々木「[太字]............私は『幸せ』を求める人を何度も見てきました。[/太字]」
佐々木「[太字]何度も、何度も。嫌と言うほど見てきました。[/太字]」
朱肉「...............」
佐々木「............これを聞かれるのは重々承知の上でした。」
佐々木「きっと辛いでしょうけど............[太字]私の勝手な痛み分けだと思って聞いてほしいです。[/太字]」
辺りの暖かい空気が一瞬にして凍りつく。
きっと寒空の下の空気より寒いだろう。
鉛「.........。」
夕凪「ちょ、ちょっと待て.........それ一体どういう、
佐々木「だから、それを今から教えるんです。」
朱肉「.........どっちにしろ、聞いた方がいいんじゃないかな。嘘ついてるようには見えないし。」
佐々木「............ありがとうございます。」
佐々木「もう一度言いますが、あくまでこれは仮説に過ぎません。[太字]正直、私の思い込みがほとんどかもしれません。[/太字]」
佐々木「それでも.........私は、あの人が______ 」
佐々木「[太字]______誰にも語っていない、それほどにまで求めるものがあると思ったから。[/太字]」
朱肉「............」
佐々木「彼女が犯人である確証ではないですが、証拠がいくつか。」
佐々木「1つは彼女が走っていった方向。私達も彼女とすれ違いましたが、[太字]その方向がさっき走っていたパトカーや救急車と一緒だったこと.........[/太字]」
佐々木「もう1つは、完全に私の感覚になってしまうんですが...............[太字]彼女は、必死に何か求めているような感じだったんです。[/太字]」
佐々木「[太字]何と言うか、その目的のためであればどんな苦労も厭わないというか............とにかく、そんな感じでした。[/太字]」
______。
夕凪「.........流石にそれを証拠と言うには弱いんじゃないか、佐々木さん。」
朱肉「............僕も、これを信じるのはできないな」
佐々木「............ではさっきスマホに届いたニュース、見てみてください。」
佐々木「[太字]嫌でも信じることになると思いますよ。[/太字]」
朝露「え、さっきのニュース?」
スマホを見てみる。
[水平線]
[中央寄せ][太字][大文字]《 連続通り魔殺人事件、また発生か 今度は渋谷のトンネルで 》[/大文字][/太字][/中央寄せ]
発生する度世間に大きな混沌と恐怖をもたらしている『渋谷区連続通り魔殺人事件』が12月21日18時頃、通行人の通報によって新たに発生したことが分かった。
事件現場は『七羽トンネル』周辺、3名の男女がその場で死亡が確認されたという。
警視庁は、_________
[水平線]
朱肉「[太字]七羽トンネル[/太字]、って............」
窓の先を覗き込む。
特徴的すぎて遠目でも『[漢字]立ち入り禁止[/漢字][ふりがな]KEEP OUT[/ふりがな]』と書かれているのが分かりそうなテープと赤い光彩がトンネル中で光っているのが分かる。
夕凪「本当にすぐそこ.........1kmとか2km先とかそのくらいか?」
朝露「と言うかこれ、俺らからすれば店出ていった時間から事件が起こるまでの時間で大体辻褄が合う............」
朱肉「...............本当に佐々木さんの言ってた通り、信じるしかなくなった.............」
佐々木「............私が言いたいのは、そういう事です。」
佐々木「それに、[太字]彼女は『幸せ』を求めてました。[/太字]」
朱肉「し、幸せ、って..........」
朝露「............どうしてそれを佐々木さんが分かるんだ?」
佐々木「[太字]............私は『幸せ』を求める人を何度も見てきました。[/太字]」
佐々木「[太字]何度も、何度も。嫌と言うほど見てきました。[/太字]」
朱肉「...............」
佐々木「............これを聞かれるのは重々承知の上でした。」
佐々木「きっと辛いでしょうけど............[太字]私の勝手な痛み分けだと思って聞いてほしいです。[/太字]」