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[中央寄せ]捨て飯side[/中央寄せ]
捨て飯「.........何で私呼ばれたんですか?(困惑)」
朝露「話せば長い( ・ิω・ิ)」
夕凪「そんな真顔で言うことじゃねぇ((」
レモン「まぁ言ってることは正しいんですけど.........((」
朝露「まぁ話すとだよ?数分前に______」
[水平線]
数分前.........
夕凪「.........というか、ハサミで貫通した左手は大丈夫なのか?」
朱肉「あー.........一応傷はほんの少しだけ治ってはいるんですけど、やっぱ貫通したから指数本動かなくなってますね〜.........」
朱肉が少し赤く染まった包帯を巻いた左手を、左右にひらひらとしたあと指を動かしてみせるが、そのうち数本は微々たる動きしか見せない。
その指に繋がれていた糸がぷつりと、音もなく途切れるようなものだった。
朝露「.........不便じゃね、それ」
朱肉「はい、不便ですね。あの時死にたがりだったとは言え。(即答)」
レモン「本当につい最近まで死にたがりだった子の発言とは思えないすね」
夕凪「ホントにそうなんだよな.........()」
朝露「.........てか、それこそ捨て飯呼んだらよくね?」
レモン「.........あ、確かに。捨て飯さん治癒能力者でしたよね。」
夕凪「俺みたく四肢欠損してるヤツに対しては代償伴うって話だけど......左手貫通くらいなら無償で治せるのか?」
朝露「.........まぁとりま呼んどくわ〜、呼ぶだけお得だし」
レモン「何すかその数個買えばお得に〜みたいな言い方((」
[水平線]
捨て飯「.........で、私が呼ばれたと()」
朱肉「そういう事です、つまり治療プリーズです」
朝露「( ̄ー ̄)bグッ」
夕凪「何あたかも自分が助けましたって顔してんだよ((」
捨て飯「左手貫通.........してるんですか、随分と派手にやってますね((」
捨て飯「でもこのくらいなら私の力で治すことはできそうですね。」
夕凪「......無理はすんなよ?」
捨て飯「分かってますって。では.........」
捨て飯「[太字]薬剤よ、彼女へ力を______【[漢字]万能薬[/漢字][ふりがな]オール・ドラッグス[/ふりがな]】[/太字]」
朱肉「あ......指に感覚が戻ってる.........?」
確かめるようにその手を握りしめ、開いて、それを何度か繰り返す。
左手の指は全て繊細に動いていて、その感触も確かにあるものだと見て取れる。
朱肉「治ってる......すごい」
朱肉はその力に目を輝かせながら喜んでいる。
捨て飯「まぁ私はそういう能力なので.........当たり前の事をしたまでですよ」
朝露「というか水差すようで悪いんだけどさ、.........朱肉ちゃんのあの能力はどういう奴なの?」
捨て飯「.........え、どういう事ですか?」
夕凪「あ〜......前にスクランブル交差点で事変あったろ?あれ朱肉が......って事」
捨て飯「現実とは思えないですねごめんなさい((」
朝露「あの時はもうそこら中緑だらけだったよ.........」
朱肉「あー、流れで僕の能力聞いちゃう感じですか?......まぁ、話すくらいなら全然構わないですよ。」
朱肉「[太字]まぁ僕の大事な"トモダチ"の事も一緒に......話してあげますね。[/太字]」